UC national symposium 2023
仲瀬先生、中村先生、松本先生、江崎先生、小林先生ら錚々たるメンバーが集結したセミナーでした。
ボリュームがありすぎてたので、個人的に参考になった部分を抜粋。
・高齢者のacute severeな症例に対して、JAK阻害薬の短期間投与や減量投与は有用かもしれない
・高齢者へのJAK阻害薬投与の是非:実際に大学病院レベルで高齢者に対してFILはその安全性と有効性から使用している
・UCの長期加療をしていると、Th2関連の炎症反応に推移していくことがわかってきている
・p MayoスコアによってJAK阻害薬の使い分けをしている。具体的にはFIL 4 TOF 5.3 UPA 6.5
・経口投与の利点を考慮すると、外来での5ASAやAZAの投与が難しい症例に対してFILが有用であること
その他多くのご発表内容がありました。今後も最新知見をしっかりと取り入れて日々の診療に活かしていこうと思います。