香港には、国民健康保険とか、そういうのがないので、自分で民間のに入っている人が多い。

公立病院は安いけど、待たないといけないし、勤め人には難しい。それと、勤め人の場合は会社が民間の保険会社と契約してて、従業員にかけてくれる場合が多い。

私も、会社がかけてくれている。

でも、子供はない。
何も、ない。

というわけで、せめて掛け捨てのケガ保険だけでも入れてやりたいと思ったけど、あぎんは無理だった。

保険会社の人の話では、香港で入るには、香港の出生証明書か、香港IDカードが要るって。子供は11歳にならないとIDカードがもらえない。あぎんは日本生まれ。

というわけで、あわんだけ、入れることになり、かけすてのケガ保険・年間6000円くらいのに入ろうと思った。でも、保険会社の人にすすめられて(←実は気が弱いので、こういうの断れないし、説明きくうちにその気になってしまうタイプ)、ケガと、入院(ケガ&病気)の保険にした。

つまり、ケガは通院も入院も保険の対象で、病気は、カゼで病院にいっても対象にはならないけど、こじらせて肺炎になって入院したら、対象になるっていう。

そんなに高くなかったので、これにした。

でも、どっちかっていうと、あぎんの方がケガ率が高いのよねー。すっごく。今までに3回、縫うケガをしていて、うち1回は7針縫った。

でもあぎんは、11歳になるまでケガ保険に入れない。。。

日本でもずっとケガ保険に入っていて、何でかっていうと、「保険に入っていれば、ケガや大病はしない」というお守りみたいな気がするから。

保険代がもったいないからと、入らなかったら、ケガする!という気がしてしゃーないの。

実は知りあいがね、ご主人に内緒で、ご主人にガン保険をかけてたの。ご主人は、保険とか大嫌いな人でね。でも、それがある日見つかって、「お前、おれがガンになりゃいーとでも、思っとんのか!
」て激怒されて、その日のうちに、解約させられたの。

その1ヵ月後、ご主人にガンが見つかって、半年で、亡くなった。もちろん、解約したあとだったから、保険金は、一銭も出なかった。

私が中学生のときの話でね、すごく印象に残ってる。ただの偶然かもしれないけど…

というわけで、あわんは、保険に入ったから、ケガも病気もしないはず! あぎん、11歳になるまで、無事でいてくれー。たのむ。