「法諱正等」。

太田道真の法名(法諱)は「道真」。
果たして、太田道真が「道真」以外に法名「正等」を称したことを証明できるだろうか?!

と考えていたら、『成田系図』の成田氏歴代の法名もいろいろですね。

黒田氏が当初正等に比定した顕泰は、法名清岳成安大居士。
その先代の資員は、法名忠山宗節大居士。
顕泰の子である親泰は、法名貞岡宗連庵主。

「正等」なんて、どこにもいないよ!(笑)

あ、「成田正等」は『成田系図』には見えない成田氏当主に比定し直したから、オッケーか・・・。

でも、なんか、バカバカしくなってきた。
法諱「道真」が法諱「正等」も名乗った可能性をどう示そうか悩んでいたのに、黒田さんは全然そんなこと悩んでなかった!(笑)

なんだよー!もー!(笑)