月刊秘伝2018年2月台のp.17において、横山雅彦先生(糸東流空手道三木養秀館 館長)は、「形」か「型」かという議論において、
“単著『攻防自在護身術空手拳法』や、この度見つかった昭和十六年(一九四一)の『月刊文化沖縄』の寄稿において、賢和は「形」の字を用いている。つまり、「形」の字の使用は、明らかに仲宗根の意図によるものであった。”
と、記述しています。
しかし・・・
私が持っている『攻防自在護身術空手拳法』の復刻版を見る限り、摩文仁賢和は「形」ではなく「型」の字を使っています。
【追記】
コメント欄でハマーケイさんにご指摘をいただきました。
『攻防自在護身術空手拳法』の中で、摩文仁賢和は、「形」と「型」、どちらも使っています。
摩文仁賢和は、「形」と「型」の違いにそこまで拘りは無かったのでは?とのハマーケイさんの指摘に、私も賛同します。
【追記終わり】
うーん・・・
型ではなく、形だ!という主張そのものはよいと思うのですが・・・
摩文仁賢和は単著『攻防自在護身術空手拳法』で「型」でなく「形」と書いている!
は、事実誤認なんじゃないでしょうか。