このところ朝の無想会空手の稽古場となっている駅前駐車場。その写真が、Vシネマの決闘場のごとく殺伐としているので、今日は最上階まで登って、青空を撮ってみました。

空が、もう秋ですね。

ちなみに、写真の右奥の森っぽいところが、岩槻城址公園。

かつて、豊臣秀吉の“北条征伐”に際して、北条側の城であった岩槻城(当時は岩付城)が、防衛強化のために新たに築いた「新曲輪」「鍛治曲輪」を、現代になって公園化されたものです。

各曲輪の地形は、今でも良好に残っていますので、“土の城”がお好きな方は、岩槻絵図を持って岩槻城址公園を歩いてみてはいかがでしょうか。

敵を袋小路に誘い込んで、鉄砲や矢を浴びせかけたであろう罠が、至るところに残されています。


岩槻城攻めには、NHK大河ドラマ『真田丸』で藤岡弘が演じた本多忠勝も参加していました。
藤岡弘顔の本多忠勝が、あの辺りを攻めていたのではないかと妄想すると楽しくなります。

しかし、この「新曲輪」と「鍛治曲輪」、江戸時代には、防衛用の砦としての役目を終え、かといって崩されることもなく、木々の生い茂るに任せたエリアとなり、「お林」と呼ばれていたとか。

「岩槻城址公園」ができるまでは、この「お林」という呼び名がずっと残っていたそうです。

さて、空手の稽古内容は・・・

と続けるつもりでしたが、長くなったので、稿を分けます(笑)。