3日前の田んぼ仕事のお手伝いは、慣れない私には、非常にキツいものでした。

膝まで沈む泥の中で、体を屈めて手探りで雑草を探索し、引っこ抜く。
引っこ抜いた雑草は両手で捻り切って泥の奥深くに押し込める。
これを繰り返し、そのポジションで探索できる雑草がなくなったら、膝まで泥に埋まった足を引っこ抜き、前進していく。

そんな作業です。
私が担当した「列」は、雑草が多かったのもあり、なかなか前にすすめず、腰を屈めた状態が続きました。

腰に負担がかからないよう、背骨のラインを意識して作業したのですが、それでも腰へのインパクトは大きかったようで、月曜日・火曜日と背中から腰が固くなり、反らすことができない有り様でした・・・。

ところが、田んぼ仕事の影響はそれだけでは無かったのです。

背中と腰の辛さが抜け始めた火曜日の夜、私は、背中と腰以上にガチガチになっている場所があることにきづきました。

それが、腿裏、ハムストリングスです。

いまだかつて経験してことの無いような、ハムストリングスの張り。ガチガチに硬直していて、伸ばすことはおろか、触るだけでも痛みが走ります。

気がつけば、いつのまにか歩くときに、後ろにおいていかれる足が「アキレス腱伸ばし」状態になるだけで痛みが出るようになっていて、歩き方もおかしくなってしまっていました。

これは今朝も続き、実は今も継続中。
今日は、せっかく午前がフリーになったので、無想会の型でもやろうと思っていたのですが、歩くだけでも痛い状態のため、断念せざるを得ませんでした。

この前例の無いハムストリングスの腫れは、やはり田んぼ仕事によるものでしょう。

泥に膝近くまで沈み、その状態から足を引っこ抜く動作が、かつてない負荷を私のハムストリングスに掛けてしまったに違いありません。

田んぼの泥に嵌まった状態から足を引き抜く動作は、無想会の身体操作にも通じるものがあるはずだと思い、秘かに鍛練気分で取り組んでいましたが、どうやら甘かったようです。

この張りと動かした時の痛みが引かねば、空手のひとり練習もできません。

困ったものです。

早く引いてくれるとよいのですが・・・。

田んぼ仕事、恐るべしです。

まぁ、多分、来年もやると思いますが(笑)。