今日は珍しく宿題を早めに終えた息子。

「久しぶりに家で空手をしたい」「ミットを蹴りたい」と言い出しました。

二週連続で父親の趣味優先で無想会の東京同好会の稽古に出てしまい、息子は糸東流の稽古に出られていません。

彼としても、いつもの空手のスタイルで、力を振り絞ってビシバシとミットを蹴りたいのでしょう。

罪滅ぼしの気持ちもあり、ミットを持ってあげることにしました。

やったのは、
・右ミドル単発
・左ミドル単発
・右ハイ単発
・左ハイ単発
・ワンツー→右ミドル
・ワンツー→右ハイ
・ワンツー→スイッチ→左ミドル
・ワンツー→スイッチ→左ハイ
・右ハイ→ワンツー
・中段前蹴り単発(左右)

ワンツーの「ツー」と右ハイの時間差を小さく、ほぼ同時に出すべし。そんなことをひと月くらい前に教えましたが、今日はそれができていました。

小一ながら、パンチングミットにビリビリとくる蹴り(うまく当たった時限定ですが)に、正直驚きました。

「お前、二週間も糸東流空手の稽古に行っていないのに、なんで上達してるんだ?」と尋ねると、

「お父さん達が、東京で型やってる時に、あのウインナーみたいなのを蹴っていたからだよ」

ウィンナー?
あ、サンドバッグか!

そうなんです。
無想会 東京同好会の稽古場は、某大学空手部の道場。施設が充実していて、道場内には、マキワラもサンドバッグもあるのです。

大人達が、突き蹴りや型の稽古をしている間、息子はいつも、ひとりで壁やサンドバッグを蹴っていました。

「むしろ、空中を蹴るんじゃなくて、ものに当てて蹴っていたから、強く蹴れるようになったよ!」と、息子。

び、微妙に問題発言を繰り出すな、お前・・・。

サンドバッグとミットで作った息子の回し蹴りは、確かに、指先までしっかりコントロールしてバランスを取った本土伝統空手の蹴りではなく、足を放り出してぶつける蹴り。彼の母親のフォームとよく似ています。

親子ですね。

そのフォームを残しておこうと思い、息子に空蹴りを蹴らせて動画を撮ってみました。

↓は、そのワンカットです。

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典型的な軸足を壁にする居着いた回し蹴りですが、子どもの内は、こういうのを思い切りやるのもいいんだと思います。

スッキリ、サバサバするでしょうし、体力もつきます。何より、自分に自信がつくでしょう。

よく見ると、打点を上げようとして、軸足でジャンプしている時もありました。
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こっち↓は少々縦回転気味。

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青春キック・・・ですねえ。

ちょっと、羨ましくもあります(笑)。