「眠りたくない」と、呟いていた昨夜は、午前1時~2時というあまり運動向きではない時間帯にプチトレをしていました。

昨夜は、股関節ストレッチ各種と、『カラテKOアーティストになる絶対理論』の回さない回し蹴りの空蹴りのみ。

新垣清先生の『沖縄空手道の真髄 秘伝の奥義「平安の形」の検証』(2013年)の第16章第1節に次のような一文があります。

「余談として記せば、この状態から前足の膝を抜きながら、大・小腰筋で後ろ足を上げて、膝を横から持ってくると、直線で円を作るという武術的に正しいまわし蹴りが可能になります。しかし、平安初段のこの場面ではまわし蹴りではなく、左膝を抜いて右足による膝蹴り、あるいは前蹴りが出ます」

これを読んで、私の中で、川嶋理論と新垣理論が繋がりました。

わかった気になって、
・中段回し蹴り 左右
・上段回し蹴り 左右
を、それぞれ数10本。

一挙動で、膝からスッと飛び出していくこの回さない回し蹴りは、『早い』『疲れない』そして『腰に負担がない』ことを再確認しました。

中心軸意識で、上げて、回す、回し蹴りに比べて、出す時の精神的な「さぁいくぞ!」感が不要なのも、いいですね。

もっとも、当てるものが無い状況での空蹴りなので、自分のフォームがインパクトを出す蹴り方になっているかはわかりません。

まだまだ調整が要りそうです。