http://mobile.nytimes.com/blogs/krugman/2014/10/28/notes-on-japan/

クルーグマンが、日本について語っています。

ひとつは、アベノミクスの第一の矢・金融緩和とその効果に対する称賛。
もうひとつは、消費税増税に対する失望。

クルーグマンが作ったチャートのおかげで、リーマンショック(great recession)の後の経済の回復ぶりについて、人口動態を揃えれば、日本が欧米に対して優れたパフォーマンスを見せていることがわかります。

しかし、他のチャートからは、消費税増税によってその効果にブレーキが掛けられてしまっていることが明らか。

デフレから脱却しなければならないときに、財政再建を第一とした増税の議論が主流になっていることに、クルーグマンは失望しています。
日本だけでなく、日本に増税を薦めているIMFに対しても。

クルーグマンは、近々日本に来るそうです。

財政再建には増税しか手立てが無いという間違った常識を打ち破るような講演やインタビューをたくさんしてくれると良いのですが。