土曜日、息子と図書館に行く途中で、慈恩寺に寄ってみました。

太田資正のこと」で何度も書いた通り、坂東札所巡りの十二番札所でもある古い大寺です(ちなみに、次の札所は浅草寺です)。創建は天長元年(824年)とのこと。





本堂(観音堂)です。
天保十四年の再建。
なんとも言えない大きさを感じさせる本堂で、再建ながら、古代の寺の雰囲気を感じます。
(写真が下手で伝わらないのが残念です)



山門。
境内から山門に至る参道を望んだ写真です。
今日、参道は自動車道になっていますが、山門にアスファルト道のまま突っ込むわけにもいかず、山門手前で道が大きく曲がり境内を避けています。
こんなところにも、寺の歴史を感じます。



案内板。
太田資正の判物(寄進状)が大きく紹介されています。



道路の反対側の玄奘塔を望む。
不思議な巡り合わせで、慈恩寺には、玄奘三蔵法師の遺骨が安置されています。

玄奘塔に至る道は、周りに何もありません。この道を歩くと、慈恩寺が寺領を持ち自立する寺だったことを直感的に理解することが、実感できます。


【加筆(2014.10.27)】
慈恩寺の位置を地図で確認。

岩付城(岩槻城)と慈恩寺