柔道の形の一つ「講道館護身術」。
戦後に、あの空気投げの三船久蔵や、富木合気道を作る富木謙治、寝技の鬼・小田常胤などの高段者が参画して作り上げた形だそうです。
こういう形が戦後に作られていたのを知りませんでした。
高名な先生方が作った形だけあって、とても興味深いです。
※ 甲、組み付かれた場合
(1)両手取
(2)左襟取
そんなに難しくない掴みを切る動きから繋げて当て身(裏拳)、当て身で怯ませてから立ち関節。極めは難しいかもしれませんが、当て身までの流れは初心者向き。
(3)右襟取
当て身から入る立ち関節ですが、その当て身が、剛柔流の型によくある前手の揚げ突き(アッパー)風味。しかも、その後の投げの歩法は久場先生が指導する四股立ちの歩方と同じ。しっかり四股立ち。
通じるなあ。
(4)片腕取
関節蹴り、きた!
(5)後襟取
後ろに転換して内受け、そして中段逆突き。
なんと空手的な。
(6)後絞
平安三段。
(7)抱取
足の甲踏み。回しながら内受けで極めて投げる。
※ 乙、離れた場合
(8)斜打(ななめうち)
上から来る打撃を上から押さえるのは剣術や杖術的? 空手ではあまり見ない気がします。
奥手で揚げ突きも独特。最後は大外刈り。
(9)顎突
上段受け!
クロスで上段受けをして手を取ること、そしてその手の絡め方は、久場先生の撃砕の初手裏分解そっくり。撃砕の場合は、取り手に入る前に上段突きが入るので相手の防御を誘いよりこの動きをやりやすくしている?
投げ方は撃砕と違っています。
(10)顔面突
ジャブを外入り身して前手中段突き。かなり高度では?
アウトサイドからの裸絞めは有効なんだろうなあ。
(11)前蹴
掬い受けです。
(12)横蹴
横蹴り対策もあるのか!
アウトに払う下段払い。
背後から後ろに落とすのは芦原英幸風味ですね。
もちろん、この形の方が古いわけですが。
徒手部門は合計12本。
いずれも興味深い内容です。
しかし、稽古の際にこの12本を覚えているのって、結構大変かも。
独演タイプの型で技法を連続して覚えてしまうことが出来る点で、空手の型も捨てたもんじゃないな、と思いました。
戦後に、あの空気投げの三船久蔵や、富木合気道を作る富木謙治、寝技の鬼・小田常胤などの高段者が参画して作り上げた形だそうです。
こういう形が戦後に作られていたのを知りませんでした。
高名な先生方が作った形だけあって、とても興味深いです。
※ 甲、組み付かれた場合
(1)両手取
(2)左襟取
そんなに難しくない掴みを切る動きから繋げて当て身(裏拳)、当て身で怯ませてから立ち関節。極めは難しいかもしれませんが、当て身までの流れは初心者向き。
(3)右襟取
当て身から入る立ち関節ですが、その当て身が、剛柔流の型によくある前手の揚げ突き(アッパー)風味。しかも、その後の投げの歩法は久場先生が指導する四股立ちの歩方と同じ。しっかり四股立ち。
通じるなあ。
(4)片腕取
関節蹴り、きた!
(5)後襟取
後ろに転換して内受け、そして中段逆突き。
なんと空手的な。
(6)後絞
平安三段。
(7)抱取
足の甲踏み。回しながら内受けで極めて投げる。
※ 乙、離れた場合
(8)斜打(ななめうち)
上から来る打撃を上から押さえるのは剣術や杖術的? 空手ではあまり見ない気がします。
奥手で揚げ突きも独特。最後は大外刈り。
(9)顎突
上段受け!
クロスで上段受けをして手を取ること、そしてその手の絡め方は、久場先生の撃砕の初手裏分解そっくり。撃砕の場合は、取り手に入る前に上段突きが入るので相手の防御を誘いよりこの動きをやりやすくしている?
投げ方は撃砕と違っています。
(10)顔面突
ジャブを外入り身して前手中段突き。かなり高度では?
アウトサイドからの裸絞めは有効なんだろうなあ。
(11)前蹴
掬い受けです。
(12)横蹴
横蹴り対策もあるのか!
アウトに払う下段払い。
背後から後ろに落とすのは芦原英幸風味ですね。
もちろん、この形の方が古いわけですが。
徒手部門は合計12本。
いずれも興味深い内容です。
しかし、稽古の際にこの12本を覚えているのって、結構大変かも。
独演タイプの型で技法を連続して覚えてしまうことが出来る点で、空手の型も捨てたもんじゃないな、と思いました。