先日からロートシルトさんのブログで議論をさせていただき 、身体操作を文章で表現することの難しさを再認識しました。

当たり前ですが、こういうものは、やはり実地でやるのが一番ですよね。


実は先ほど、著名な先生の書籍を読み返しながら、誤解を招きやすい表現を発見しました。

下手をしたら、操作が逆に読めてしまう困った表現です。前半で表現した身体操作を、後半で外見の変化という切り口から表現し直しているのですが、これが前半の表現と逆に読めてしまう内容。

理論も実技も卓越した先生なのに、表現によって我ら空手愛好家を惑わすとは・・・。

もちろん、本を書いてくださっているだけありがたいので、読む側が、心して読むしかないんでしょうね。

ちなみにこの先生、15年くらいまえには、物体の運動エネルギーは、質量×光速の二乗、と書かれていたこともあります。

それは、核融合、核分裂などによる質量欠損分がエネルギーに変わるという、核兵器の原理を説明したアインシュタインの式。ザックリと言えば、物体が消滅し、エネルギーに変わるという式です。

書店でこの記述を発見した当時高校生だったはみ唐は、隣の書棚の「ニュートン」(懐かしい)で、この式の説明を読んだ直後。
突きを出すと拳が消滅し、巨大なきのこ雲ができる様子を想像してしまいました。

きっとナメック星も吹っ飛びます。

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