はみ唐さんの空手、コンサル、親バカ日記-MA330785.jpg

先日の久場先生の「歩方」セミナーで習った、受けと突きが一体化したシソーチンの一本拳の使い方(過去のセミナーでも指導されているものです)。

これは便利だと繰り返している内に、ある種の既視感を覚えました。

この攻防一体の縦拳突き、どこかで見たことがある。

思い当たったのは、柳川昌弘先生の「空手の理」。
柳川先生用語である組手の「天王山」(互いの正中線を結ぶ線上にある相手の体の一点=相手の体幹部の内、自分から一番近い部分を捉える突きによく似ています。

もちろん、間合いが異なるため、用法としては違いもあると思いますが、でもやはり技術の「理」としてはとても近いものを感じます。

顔面を突きにくる手を下に抑える効果と、ウィークポイントである肋骨部を上から下に打ち下ろせるメリット。

なぜ上に凸の起動を描いて中段を突くのか、その理由はこうした用法を見ると理解できます。

空手の理/柳川 昌弘

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シソーチン