久場良男先生が裏分解セミナーで教えてくださった技術の中で、もう一つ、高岡理論の「甲腕一致」で納得できるものがありました。

それは、カキエの技術です。
互いの小手を合わせて押し合うカキエの中で、特に相手のパワーを逸らしながら挽回する方法として久場先生が指導してくださったものが、内受け(棒受け)のような動きで相手を引き込んでから返す技術。ちょうど↓の動画の2:19~2:26で展開される攻防です。



この動きをすると、相手の方が自分より体格が大きく力があっても、相手が押し込んでくる力を上手く逸らして押し返すことができす。内受け(棒受け)の動きって不思議だな、腕でなく背中の力を使うからこういう発力ができるのかな、なんて思っていましたが、これも後半の押し返す動きからは「甲腕一致」、それも一番簡単な「平甲腕一致」を使ってますね。

相手の筋力を骨格に支持された骨の力で返す。
カキエの技術も「甲腕一致」で読み解くと理を持って解かってきますね。

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