以前に一度紹介したことのある「古流沖縄手」の動画です。
その後、少しずついろいろと“体験”をさせてもらったことで、以前よりは見ていてしっくり来るのを感じます。いずれも、とても空手的な逆技ですね。



一本目は、手首を畳む極めに繋げる前さばきとして相手の脇の下を貫手で突いているのが面白いですね。こうすると突かれた方は脇を締めようとするので、その動きに合わせて肘を折って手首を畳むことが容易になっているようです。合気道とは違う仕掛け方で、空手の動きをそのまま使っていると感じます。

二本目は、内受け的な動きで相手の掴み手を絡め取るのが空手的ですし、その後の密着した状態での上下の急所打ちはさらに空手的。最後の指の押し込みは、先日のセミナーでも教えてもらいました。

三本目は、内腕刀打ちが空手ですね。一気に背負い投げにいかず、まず打撃で相手を怯ませるところがナイスです。

四本目は、フックを受けた手がそのまま相手の首筋への手刀になっているのが素敵です。以前、フルコン空手の基本の手刀回し打ちの用法妄想として似たのを書いたことがあるような・・・。手刀の引き手で相手の逆側の手を押さえ、次の極めに繋げているのは興味深いですね。