嫁さんから許しが出て、今日はなんと2月以来 の久しぶりの道場稽古に行ってきました。

私が部屋の中でマキワラや後屈立ち移動をするのが目障り(マキワラは耳障りでもありますね)だったようで、
「そんなに空手したいなら、道場でスッキリしてきなよ」と。

こう書くと吐き捨てるように言われたみたいですが、もっと柔らかい雰囲気で、「出産、育児に付きっきりだったんだから、たまには自分の好きなことを思いっ切りしておいでよ」的な、ねぎらいの雰囲気があったので、大丈夫です。

なんだか、自分に言い聞かせているみたいですが(笑)。

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行ってきたのは土曜日の夕方クラス。
基本稽古、移動稽古、シャドー、ミット打ち、補強運動という定番メニューでした。

久しぶりの道場で、特に回し蹴り系の蹴りが稽古不足の状態(突きは、マキワラでその場突き、移動突きはしていました)にも関わらず、黒帯を締めている者は、前で道場生と向かい合わせでの稽古となります。
「最初は少しフラフラしてでも」なんて言ってられないのが、厳しいけれど空手の良さなのかもしれません。

でも、予想以上に身体は動いてくれました。蹴りもフラフラすることなく(当たり前ですが・・・)、前屈立ち移動稽古などはむしろ以前より滑らかに安定して前に出られたように思います。
シャドーでも、ワンツー左ハイやステップイン奥足ローがすんなり出て、身体は忘れてないもんだな、と思いました。
今日はここに伝統派の“逆逆”的な前に出ながらの左右ストレート連打や、ワンツーのツーをフェイントに距離を詰め左レバーを繋げるパンチコンビなども織り交ぜてみました。

ミット打ちは自由メニューで良いとのことで、こっちもやりかたかった“逆逆”的な前に出ながら右→左の逆ストレートを中心に左ミドルを繋げるなど、いろいろ試せて楽しませてもらいました。

スタミナ面は如何ともしがたいものがありますが、技術面はあまり落ちていなくてホッ。「巣ごもり空手」も悪くなかったみたいです。

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それにしても、やっぱり道場の集団稽古はいいですね。
対人稽古のなかった今日ですが、一緒に刺激し合いながら稽古するのは、楽しいです。

この場所を大事にしたいな、と思いました。