今日は起きたらすでに昼過ぎ。嫁さんと近所のパン屋のカフェコーナーで食事を済ませ、一度のんびりしてから夕方のクラスに行ってきました。

土曜日の夕方クラスは参加者が少ないため、稽古メニューは参加者の顔ぶれを見ての先生の気分次第。
今日は、基本稽古→移動稽古(前屈、後屈)→素手での約束組手→ミット打ちと、最後のミット打ち以外は「これぞ空手!」という内容になりました。

素手の約束組手は、突きと蹴りの受け返し(ローキック抜き)。
安全第一で、プロテクター無しでは決して受け返しをさせなかったうちの先生としては、珍しい指導です。仕事の関係上、スパーリングクラスに来れない人も多いので、時にはやってみようという判断でしょうか。実際、ジークンドーのYさんは空手で体験する初めての突き蹴りの攻防稽古を楽しんだようでした。

ちなみに、彼が面白いのは、相手のワンツーを右手一本で捌こうとするところ。左順突きをコンパクトな右手下段払いで、続く右逆突きを右手内受けで払うんです。まさにナイハンチや平安三段、あるいはセーパイ等の様々な型に残された下段払いや内受けの連続技そのままの使い方ですね。

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<「セーパイ」から>
同じ手で下段払い→内受け
セーパイ内受け下段払い

セーパイ内受け下段払い
http://www.youtube.com/watch?v=2Busqy0ye4U&mode=related&search=

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空手の技の本来の使い方は、さらに源流たる福建拳法の流れを汲むジークンドーの方が濃く受け継いでいるのかもしれません。

先生は「私の教える空手ではこうします」と通常のパリを指導していましたが、あれはあれでどこまで使えるのか彼に試してみて欲しいと感じた私でした。

Yさんとの初絡みもあり、空手の様々な練習方法を楽しめた今日の稽古。
汗もたっぷりかき、気分爽快です。