仕事の山をちょこっとだけ越えたので、今日は月曜日のキックミット&スパーリングクラスに行ってきました。

稽古の前半は、サイドステップ&ワンツーorミドルキックのミット打ちでの汗ダラダラのデトックス。
スクワットや素振りや型(棒と無手)で体は動かしていたつもりでしたが、「ミドルキック」という動作は、そうした伝統的な稽古とは異なる筋肉の使い方をしますね。きっちりバテました(笑)。

ただ、サイドステップは違和感なく、スムーズに疲れずできました。ナイハンチやら棒の打ち込みでの踏み込み足が効いたのかもしれません。

ミット打ちデトックス後はスパーリングです。
随分とスパーリングクラスを留守にしている間に、フルコン経験者の新顔D君がメキメキと実力をつけ、殺人キックのNさんはさらに怪物化していると風の便りに聞いていました。
D君は、なんでも「はみ唐さんとスパーしたい。挑戦したい」と言っていたとか。今日のスパークラス開始時も「胸を借ります」と挨拶にやってきました。

体のサイズは私より一回り大きく、歳も若い経験者。これは堂々と胸を貸さねばなりますまい・・・。
と迎えたスパーリングでしたが、今日は技限定のスパー中心。技が限定されるとパワーよりその技の練度がものを言います。すんなり“胸を貸す”稽古になってしまいました。
D君は攻撃力はあるものの、受けや足運び、そして攻撃の仕方が雑。総合力はまだまだです。しかしやる気があって若いので、これから鍛え甲斐があります。
今後楽しみな人材です。


さて、挑戦者D君は、私のアドバイスを素直に聞くいい子でしたが、怪物化したNさんの噂は本当でした。

手技限定のスパーでは、長い手を持て余す感じでまだ鈍い印象で少し手加減する感じでしたが、足技限定スパーでは圧されました。
デカい体(身長180センチ)でフェイントや時間差を使うし、こちらの蹴り技に完璧に合わせ技を当ててくる。技術面でほぼ互角だったので、パワーとリーチに勝る分、Nさんに終始押され気味でした。

手技があればまた違う展開にできたかもしれませんが、それは言い訳。蹴りだけだと、ヤバいですね・・・。

Nさんの怪物化は真実でした。
スクワットで押されない下半身を作ると同時に、居着かず動き続ける足を身に付けねばと思った今日のスパーリングクラスでした。

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でもまあ、そうした課題意識以前に、まずは仕事の後で空手の稽古に行けた幸せに乾杯です。