東京駅着が21時過ぎになる出張、もしくは深夜勤務が続く日々。
ウィークデーはとても道場に行っている余裕が無いため、せめてもの鍛錬として、先日買った木刀を振っています。
木刀の良いところは、六尺棒より遥かにスペースを取らず、家に帰ってニュースを見たりしながら振ることができる点です。しかも体の使い方が比較的左右対称なので、バランスよく体の各所を動かせます。
そんなせめてもの木刀トレですが、以前から続けてきた棒トレと相俟ってか、昨日効果らしきものを感じた瞬間がありました。
それは、木刀振りの後、三戦立ちでの中段突きをしていた時。
右正拳突きについては肩を比較的柔らかく使い、拳を放り出すような突き方が出来ていた私ですが、左正拳ではそれが出来ていませんでした。腰の回転と肘の伸縮だけで突いている感じで、伸びが無く、スピードも右正拳より心なしか遅い。もちろん威力も劣る。という状態。
それが、昨日気づいたら、左正拳突きが伸びと以前よりスピードが乗っているように感じたのです。
気のせいか?
と疑いつつ、ちょうど風呂に入ろうと思った時だったので上半身裸になって、洗面台の鏡の前でチェック。
左右の正拳突きを放ってみると、左右とも極めの時に鎖骨のラインより前に肩の盛り上がり部(というのでしょうか)が滑り出した状態になっているのが分かりました。
鎖骨のラインは腰の回転と同じなので、体を捻って肩を突きだしているわけではありません。
体感として覚えている以前の左正拳突きもしてみると、こちらは鎖骨のラインの先に肩があり、肩甲骨はスライドしていないのが明白でした。
突きながら動きを見ると、肩甲骨がスライドした方が突きが伸び、滑らかにスピードが乗っているようです。
なんか分からないけど、出来るようになった?
木刀や棒を振ることで、今まで固まっていた左肩が柔らかくなったということでしょうか。
だとしたら木刀、棒さまさまです。
しかし、こんな書き方をしていると、左正拳突きが余程凄いことになっているように読めてしまうかもしれませんが、要するに右と同じ突き方ができるようになっただけです。
ささやかな向上。
しかし、自分に取っては嬉しい向上です。
この感覚を忘れないよう、無意識でできるまで突き込みをしなければ。
□■□■□■
ついでに思ったことですが、上半身裸で突きをチェックするって大切ですね。
空手衣を着たままでは分からない体の使い方の非対称性が、裸になって筋肉と骨の動きを見ると、如実に分かってしまう。
昔の沖縄での空手稽古が上半身裸だったのも、そういうことだったのかな、と思いました。
ウィークデーはとても道場に行っている余裕が無いため、せめてもの鍛錬として、先日買った木刀を振っています。
木刀の良いところは、六尺棒より遥かにスペースを取らず、家に帰ってニュースを見たりしながら振ることができる点です。しかも体の使い方が比較的左右対称なので、バランスよく体の各所を動かせます。
そんなせめてもの木刀トレですが、以前から続けてきた棒トレと相俟ってか、昨日効果らしきものを感じた瞬間がありました。
それは、木刀振りの後、三戦立ちでの中段突きをしていた時。
右正拳突きについては肩を比較的柔らかく使い、拳を放り出すような突き方が出来ていた私ですが、左正拳ではそれが出来ていませんでした。腰の回転と肘の伸縮だけで突いている感じで、伸びが無く、スピードも右正拳より心なしか遅い。もちろん威力も劣る。という状態。
それが、昨日気づいたら、左正拳突きが伸びと以前よりスピードが乗っているように感じたのです。
気のせいか?
と疑いつつ、ちょうど風呂に入ろうと思った時だったので上半身裸になって、洗面台の鏡の前でチェック。
左右の正拳突きを放ってみると、左右とも極めの時に鎖骨のラインより前に肩の盛り上がり部(というのでしょうか)が滑り出した状態になっているのが分かりました。
鎖骨のラインは腰の回転と同じなので、体を捻って肩を突きだしているわけではありません。
体感として覚えている以前の左正拳突きもしてみると、こちらは鎖骨のラインの先に肩があり、肩甲骨はスライドしていないのが明白でした。
突きながら動きを見ると、肩甲骨がスライドした方が突きが伸び、滑らかにスピードが乗っているようです。
なんか分からないけど、出来るようになった?
木刀や棒を振ることで、今まで固まっていた左肩が柔らかくなったということでしょうか。
だとしたら木刀、棒さまさまです。
しかし、こんな書き方をしていると、左正拳突きが余程凄いことになっているように読めてしまうかもしれませんが、要するに右と同じ突き方ができるようになっただけです。
ささやかな向上。
しかし、自分に取っては嬉しい向上です。
この感覚を忘れないよう、無意識でできるまで突き込みをしなければ。
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ついでに思ったことですが、上半身裸で突きをチェックするって大切ですね。
空手衣を着たままでは分からない体の使い方の非対称性が、裸になって筋肉と骨の動きを見ると、如実に分かってしまう。
昔の沖縄での空手稽古が上半身裸だったのも、そういうことだったのかな、と思いました。