空手をやる人間でありながら、スクワットがあまり好きでないはみ唐です。空手家の風上にも置けない奴ですが・・・なんというか、拳立て伏せなんかに比べ単調だと感じてしまうんですよね。
単調で詰まらない。しかもキツい(笑)。そのせいで、家でのトレーニングではついつい後回しになってしまいます(そのままやらないことも・・・)。

なんとかスクワットを楽しくする手はないものか。そのヒントになったのが棒でした。

六尺棒や半棒を振りながらのスクワットはなぜか楽しいんです。
しかし、家の中での棒振りは照明を割って以来、禁止に近い状況。棒振りスクワットも禁止されています。この禁武政策下、いったいどうすればいいのか?

今日、閃いたんです。そうか、空手だ。
禁武政策が敷かれた今こそ、身に寸鉄帯びない徒手空拳の空手の技を組み合わせればいい。棒振りスクワットのような楽しいスクワットができるのではないか?

ということでやってみました、空手技スクワット。どうせなら、体の上下の動きに合った技わせたい、と思い、以下を試してみました。

落ちる時にセーパイにあるような下段諸手突き、
 上がる時にサンチンの中分け受け

落ちる時にナイハンチの下段払い&中段鉤突き、
 上がる時に同じくナイハンチの内受け(上段受け風に)&裏拳打ち

落ちる時に下段十字受け(拳)、
 上がる時に上段十字受け(手刀)

ピンアン初段(平安二段)風に、
 落ちる時に下段払い、上がる時に上段受け

などなど。
立ち方はいずれも肩幅より少し広いくらいの狭い四股立ちです。

やってみると、棒振りスクワットに負けないくらいに楽しいですね。

意識が技の切れに向かうので、足腰の疲れを忘れることができ、「次は切れを増すために、もう少し●●してみよう」と試してみたいことが出てくるので、自然と回数が増えます。
単調でキツい鍛錬に打ち勝つ精神力養成には役立ちませんが、これはこれで役立つトレーニングになりそうです。

三日坊主になるかもしれませんが、コツコツ続けてみようと思います。

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さて、この空手技スクワット、一応名前をつけてみました。
順に、
・セーパイサンチン・スクワット
・ナイハンチ・スクワット
・十字受けスクワット
・ピンアン初段スクワット

だからなんだと問われても、何にもないのですが・・・(笑)