今日は予定より早く出張から戻れたので、空手の稽古に出てきました。スパーリングのあるクラスにでるのは、実に3週間ぶりです。ウキウキして参加した今日の稽古でしたが、スパーの勘は十分鈍っておりました・・・。

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唯一良かったのは、ミット打ちで突きのスピードアップ&パワーアップを実感したこと。
毎日棒を振ったことで、下半身と腰、上体を連動させる感覚が鋭くなったのかも?なんて思いました。

しかし、喜べたのは、そこまで。
スパーリングでは、ちゃんと週2回のスパークラスで稽古している長身の外国人組相手に、いい動きが出来ませんでした。
虚を突いてステップインし、張り付きながらサイドステップ、そして突き蹴り、という対長身組戦術を体が忘れ、中途半端な距離で突き合い・蹴り合い。しかもスパー頻度の高い彼らの方を反応の速さで引き離すこともできず、なんだかグダグダになってしいまいました。

特に悔しかったのは、次の二つ。
・殺人キックのNさんに中途半端な距離でいいミドルをもらってしまったこと
・長身のIさんにミドルキックの蹴り際を突きで狙い撃ちされたこと、
 さらに直後の反撃のローキックも読まれてすかされたこと

やっぱり、空手の稽古にいけない分を、棒を振るだけで補うのは無理ですね。
ステップで動き続けながら突き蹴りを出す稽古や、受けの反応を良くするマススパー、稽古にいけないのであれば、それらを5分でいいから繰り返さないと・・・。
“黒帯”の威厳も何もあったものではありませんからね。

課題を感じた今日の稽古でした。

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追記。
やぱり一番手ごわいのは、長いリーチ(身長190センチ)を活かした左のリードブローで“制空圏”を作るIさん。
どうしたものかと帰宅してから部屋でシャドーをしていると、嫁さんが、「サウスポーになればいいんじゃない?」。
左のリードブローと右のローキックを磨いているものの、逆に言えばそれかないIさん。右前構えになってしまえば、主要な武器の脅威はかなり下がるはず。

なんで思いつかなかったんだろう・・・。
次回は、サウスポーで戦ってみます。