出来たこと、まだまだのこと

昨日の空手に行ってきました。
先週から考えると週３回ペースでの稽古への参加です。
今はちょうど仕事の繁忙期の谷間。またすぐ忙しくなりそうな気配があるので、行けるときに「寝貯め」ならぬ「稽古貯め」です。

　＊　＊　＊

この日は、基本稽古や移動稽古無しで受け返し等に入るスパーリング入門クラス。しかし、メンバーが常連組みだけだったので、むしろ水曜のスパーリングクラスよりもガチンコ度の高い稽古になりました。おかげで、出来たこと、まだまだのことがはっきり見えました。

出来たことは、以前から練習していた「歩み足で右足前になる膝抜き逆突き 」。
相手の左ストレートを外受けパリしながら、右足を相手の前足の横にスーッと滑らし、潜り込むようにして左逆突き中段を突くことが何度か出来ました。楽に距離を詰められるので、リーチのある相手に対してかなり仕えますね。
ただし、中段を当てた後、奥足となった左足の「回収」し、素早く次の展開に移行することについては、もう少しです。

まだまだだ・・・と感じたのは、突きの質。
昨日から足を止めての打ち合い稽古も始まったので、その見本を見せるために、先生と私で足を止め打ち合う姿を披露したのですが・・・先生から「突きが効いてないよ！」。突きが押し突きになっており、強いインパクトが伝わらない、という指摘です。
頭では押す突きではいけない、と分かっているのですが、ビッグミット稽古が多かったことや、大きな外国人たち相手に突きで押し返しながら蹴りを当てる攻防を繰り返していたことで、思った以上に突きの質が「押し」に変わっていたようなのです。
「こう突くんです！」と先生が見せてくれた見本を真似し、先生の胸・肩・水月を打つこと１分×２セット。「後半からは効きましたよ」と言われはしたものの、課題意識を強く感じた稽古でした。

まだまだ・・・というか、気がつかないうちに、よくない癖をつけていたのが悔しいですね。
まずはシャドーやミット打ちの中で、突きの癖を直していかねば・・・。