昨日たっぷり寝たので今日は元気になりました。
外で甘いものが食べたい、と言い出した嫁さんと色々お店がある隣駅まで遊びに行き、その帰りに先日見つけた市民武道館 で空手の自主稽古をしてきました。

画像0116.jpg
(こんな施設です。結構立派ですね)

ちなみに、「甘いもの」探訪の結果は、たまたま開催されていた「山形物産展」のズンダ餅と、ミスタードーナツ(リッチドーナツ&100円フェアのチョコドーナツ)と相成りました。
甘いものをガッツリ食べると、「食べたものを燃やさねば!」と稽古への気合が入ります(笑)。

 * * *

自主稽古は、お互いの課題を克服するメニューを中心に行いました。

私は、道場の長身組対策として、受け返しを、受け→ステップイン→返しにすること、嫁さんは、右中段回し蹴りのフォーム矯正と、上段回し蹴りと前蹴りの捌きが課題。
相互にパンチングミットを持って、相手の課題に合わせて受け、捌き、運足、攻撃を繰り返します。

1時間ほど動くット打ちをし、いい汗をかきました。
しかし、最後の仕上げにマススパーをしていた時、事件は起きたのです。
マススパーの最中、次第に表情が険しくなる嫁さん。そして何を言い出すかと思えば、
嫁:「やっぱり、当てようよ。当てないと、なんか掴めないよ

え・・・
だって、あなた、今日は身軽で外出するために、グローブも膝と脛のプロテクターも持ってきてないじゃない。
それなのに当てるって・・・。いまどき、生脛で当て合うスパーリングしてる道場もそんなにないのにさ。

嫁:「軽く当て合えば大丈夫だよ。実際に当てて捌きの感覚を掴みたい!

鬼や・・・。
あんた、顔が鬼になっとる。
しかし・・・いかん・・・その顔は・・・もう止められないのね・・・。
分かったよ。

 * * *

そして始まった生脛組手。
嫁さんは前蹴り、下段回し蹴り、上段回し蹴りに対する捌きの感覚を掴みたいとのことで、私がこれらの技をやや多めに出すというチョコット約束組手です。

マススパーではいまいち蹴りへの捌きが追いついていなかった嫁さんですが、当て合う距離になると、攻撃の意思が「リアル」になるせいか、かえって反応がよくなっていました。

左下段回し蹴りには、右脛受け、蹴り足の膝横への左内股蹴り

右下段回し蹴りは、前足を引いて空かし、
  空振りした蹴り足の膝横に左下段蹴り

左右の前蹴りは右には右手、左には左手でクロスで捌き、
  やはり蹴り足の膝横に下段蹴り

左右の上段回し蹴りは、両手で受けてから、
  右には右手、左には左手でクロスで下段払い、
  流した蹴り足の膝横に下段蹴り

時々は、上段回し蹴りの軸足膝横への内股蹴り

そして、どの蹴りを出そうか見合っていると、
  いきなりこちらの前足膝横への左内股蹴り

あんた、膝横、蹴り過ぎと違うか!?
実は脛が硬いうちの嫁さん。しかも、ヒートアップしてきてか、蹴りに結構力が入っているようです。おまけに狙いは正確に膝だし。プロテクター無しでこう的確にガツガツと膝を横から蹴られると、段々痛みが増してきます。
痛いので意地悪心が首をもたげ、突き連打に被せる上段蹴りや、対角線コンビネーションで左右の上段蹴りを出してみましたが、かなり上手く捌いてくるのちょっとギャフン。

さすが週4回稽古。上達したもんだ、と舌を巻きました。
生脛で当てあったのは5分強程度でしたが、結構膝を効かされました。

嫁:「どうだった?捌けてたかな?」

はい。捌けてました。
でもさ、もう少し返しの下段蹴りは、やさしくあててくれても良かったんじゃないかな・・・?

 * * *

最後は鬼嫁組手で終わった今日の自主稽古。
端折ってしまいますたが、私は私でいい稽古ができました。
(→「自主稽古:自分の稽古 」)
これも休日に一緒に空手をしてくれる、世にも稀なうちの嫁さんのおかげ。
たくさん蹴られた左足の膝は、いまも結構痛みますが、これもその代償ですね。受け入れることにします。

一言で言えば、楽しい日曜日でした(笑)。