スパーリング中心の自主連も3回目を数えました。
今回は背が高くてサウスポーのO君が初参加。男だけの三人で、受け返し、マススパー、スパーリングに汗を流しました。

マススパーを取り入れたのは今回から。スパーリングではつい受けをおざなりに力で攻め込んでしまう(私だけ?)ので、その癖を直すためです。スパーリングでは、押し込むことで相手の攻撃を防ぐことができますが、自分よりパワーのある相手には通用しません。きっちり受けて返すことが必要。それには反応速度だけで戦うマススパーが最適です。

しかし、マススパーなんて、学生時代以来実に10年ぶり。できなくなっているものですね。
前蹴りをもらってから遅れて下段払い、ローキックもらってから遅れてスネ受け。初めはそんなのの連続です(笑)。
ようやく反応が追い付き出したのは、4ラウンドほど繰り返してから。遅れてでも受けをすることで、少しずつ昔作った神経回路が回り始めたようでした。
そう書いて気付きましたが、マススパーってまさに、いま流行りの「脳トレ」みたいなものかもしれませんね。

マススパーをしてからのスパーリングは、前回よりも体が動いて快調。ハイキックに磨きをかけたAさんとは、お互いに技が出て受けが出る、そんないい攻防ができました。
初体験のO君はまだまだぎこちないのですが、体が大きく、戦いにくいサウスポー、それに何故か飛び込み突きが上手いので、こちらも気合いを入れて応戦。
しかしちょっと力を入れ過ぎてしまいました。ごめんね、O君。

スパーリング後は自分の課題を言い合って、技の研究に移行。ここでO君が上段回し蹴りの受けを知らないことが判明!(ええー!)。急遽Aさんによる受け返し指導となりました。
そんな状態で、よくあれだけスパーリングに立ち向かってくれたもの。偉いよ、O君!そして知らずに左上段を入れてしまってごめんなさい。

そんなこんなで2時間で自主連終了。披露宴の準備やら仕事やらで稽古不足が溜っている私には、2時間が限界でした。
Aさん、O君、ありがとうございました。

話は変わりますが、武道場の個人開放にはいろんな武道・武術をやってる人たちがきますね。
青龍刀や紐をつけた分銅を振り回している人たちもいてビックリしました。
おかげで自主連後の飯の話題は尽きませんでした。