土曜昼の空手の稽古に行ったのは本当に久しぶりでした。
今日行けたのは、仕事が相変わらず忙しいというものの、以前ほどではなくなってきた証拠ですかね。
今日の稽古はオースドックスに、基本稽古、空突き・空蹴りのコンビネーション、そしてミドルキックを中心としたミット打ち。楽しい稽古でしたが、大きな試練がミット打ちで待っていました。
かつて自転車競技をやっていた、身長195cm(推定)、体重95kg(推定)のイギリス人のNさんとペアになってミット打ちをすることになったのです。
「Nさんの蹴りはやばいよ・・・」
「ミットごと吹っ飛ばされるんですよ!」
と数々の体験談は聞いていたのですが、実際に私がミットで受けるのは初めて。
先月、青帯のO君(日本人、標準体型)が、ミドルキックでミットごと両手を飛ばされていたシーンは見ていたのですが、Nさんの蹴りがそんなに凄いのか、単にO君の踏ん張りが足らないのか、判断できずにいました。
今日ようやくその殺人キックとの対面だったのです。
向かい合うと、改めて「でかいなあ・・・」。上背があって、鍛えた体をしています。
しかし、青帯のO君ならいざ知らず、茶帯のはみ唐まで吹き飛ばされていたら、「空手ってそんなもんか」と思われてしまいます。ここは意地でも受けきらなければ!
先生の指定したミット打ちメニューは、
●右ストレート→右ミドルキック
●スイッチステップ→左ミドルキック
●ワンツー2連打→右ミドルキック
●右ミドルキック
●スイッチステップ→左ミドルキック
それぞれ20本です。
まずは最初の右ストレート→右ミドルキック。
気合を入れて、右手のキックミットでNさんの右ストレートを受けとめます。ところが、これが意外と大したことない。こんなゴツイ体をしていて、パンチがこの程度? ならば、蹴りも騒がれすぎでは?と一瞬気が緩んでしまいました。しかし・・・
次の瞬間、左わき腹側に持ち代えた両手のミットが受けたとめたミドルキック衝撃は、信じられないものでした。それは上腕の骨が砕けるようなインパクト!フォロースルーは無いのですが、最初のインパクトだけで、両手が吹き飛ばされそうになります。しかし、そこは意地で耐えます。
「いい蹴りですね」と声をかけると、「みなさん、手が飛びマス。はみ唐さんは、しっかり受けてくれてウレシイ。」と言うではありませんか。そうなればこっちもこう言ってしまいます。
「気にしないで思いっきり蹴り込んでくださいね!」
(そんなこと言うんじゃなかった・・・。)
それから受けたミドルキックは合計100本。
もう、腕が砕けるかと思いました。学生時代、フルコン黒帯の先輩方のミドルキックを何度も受けたことがありましたが、ちょっとモノが違いました。私は脇を締め、肘を体幹につけた状態で、蹴りのインパクトの瞬間にミットを少し当てにいくのですが、その瞬間に強烈な痺れが上腕と肘を襲います。こ、これが・・・これが自転車競技をやっていた人の脚力というものか!!
インパクトの瞬間に少し上腕を引くことも試したのですが、これをやると、ミットごと上腕が飛ばされそうになりました。
O君の上腕が飛ばされていたのは、こういうことだったのか・・・。
かっこ悪いけど、確かにそうすれば上腕は無事です。自分もそうしようとか思った瞬間もありましたが、最後まで耐え抜きました。やはり、体格がどんなに違っても帯上としてそれは出来ないことです。
そしてなんとか、100本を受け止めきりました。
よくやった、俺!
しかし、終わった後に水を飲もうとしたら、ボトルが掴めない!
ここまで手が痺れてしまうとは・・・。
実はこの後、バイオリンのレッスンにも行ったのですが、両手とも痺れが抜けきらず、左手は小指が効かないので音階が取れないは、右手は力加減ができず弓が跳ねまくるは・・・という顛末に。
これは困りました。
来週は、いやこれからの稽古を、どうやって乗り切ろう?!
上腕の筋肉量を増やすか、もっとミットを体幹に付ける持ち方に変えるか。
Nさんの蹴り対策は、喫緊の課題です。
■□■□■□■□■□
ちなみに、土曜昼の道場の常備キックミットはちょっと薄いんですね。
↓みたいなミットです。
せめて↓みたいなミットがほしい!
今日行けたのは、仕事が相変わらず忙しいというものの、以前ほどではなくなってきた証拠ですかね。
今日の稽古はオースドックスに、基本稽古、空突き・空蹴りのコンビネーション、そしてミドルキックを中心としたミット打ち。楽しい稽古でしたが、大きな試練がミット打ちで待っていました。
かつて自転車競技をやっていた、身長195cm(推定)、体重95kg(推定)のイギリス人のNさんとペアになってミット打ちをすることになったのです。
「Nさんの蹴りはやばいよ・・・」
「ミットごと吹っ飛ばされるんですよ!」
と数々の体験談は聞いていたのですが、実際に私がミットで受けるのは初めて。
先月、青帯のO君(日本人、標準体型)が、ミドルキックでミットごと両手を飛ばされていたシーンは見ていたのですが、Nさんの蹴りがそんなに凄いのか、単にO君の踏ん張りが足らないのか、判断できずにいました。
今日ようやくその殺人キックとの対面だったのです。
向かい合うと、改めて「でかいなあ・・・」。上背があって、鍛えた体をしています。
しかし、青帯のO君ならいざ知らず、茶帯のはみ唐まで吹き飛ばされていたら、「空手ってそんなもんか」と思われてしまいます。ここは意地でも受けきらなければ!
先生の指定したミット打ちメニューは、
●右ストレート→右ミドルキック
●スイッチステップ→左ミドルキック
●ワンツー2連打→右ミドルキック
●右ミドルキック
●スイッチステップ→左ミドルキック
それぞれ20本です。
まずは最初の右ストレート→右ミドルキック。
気合を入れて、右手のキックミットでNさんの右ストレートを受けとめます。ところが、これが意外と大したことない。こんなゴツイ体をしていて、パンチがこの程度? ならば、蹴りも騒がれすぎでは?と一瞬気が緩んでしまいました。しかし・・・
次の瞬間、左わき腹側に持ち代えた両手のミットが受けたとめたミドルキック衝撃は、信じられないものでした。それは上腕の骨が砕けるようなインパクト!フォロースルーは無いのですが、最初のインパクトだけで、両手が吹き飛ばされそうになります。しかし、そこは意地で耐えます。
「いい蹴りですね」と声をかけると、「みなさん、手が飛びマス。はみ唐さんは、しっかり受けてくれてウレシイ。」と言うではありませんか。そうなればこっちもこう言ってしまいます。
「気にしないで思いっきり蹴り込んでくださいね!」
(そんなこと言うんじゃなかった・・・。)
それから受けたミドルキックは合計100本。
もう、腕が砕けるかと思いました。学生時代、フルコン黒帯の先輩方のミドルキックを何度も受けたことがありましたが、ちょっとモノが違いました。私は脇を締め、肘を体幹につけた状態で、蹴りのインパクトの瞬間にミットを少し当てにいくのですが、その瞬間に強烈な痺れが上腕と肘を襲います。こ、これが・・・これが自転車競技をやっていた人の脚力というものか!!
インパクトの瞬間に少し上腕を引くことも試したのですが、これをやると、ミットごと上腕が飛ばされそうになりました。
O君の上腕が飛ばされていたのは、こういうことだったのか・・・。
かっこ悪いけど、確かにそうすれば上腕は無事です。自分もそうしようとか思った瞬間もありましたが、最後まで耐え抜きました。やはり、体格がどんなに違っても帯上としてそれは出来ないことです。
そしてなんとか、100本を受け止めきりました。
よくやった、俺!
しかし、終わった後に水を飲もうとしたら、ボトルが掴めない!
ここまで手が痺れてしまうとは・・・。
実はこの後、バイオリンのレッスンにも行ったのですが、両手とも痺れが抜けきらず、左手は小指が効かないので音階が取れないは、右手は力加減ができず弓が跳ねまくるは・・・という顛末に。
これは困りました。
来週は、いやこれからの稽古を、どうやって乗り切ろう?!
上腕の筋肉量を増やすか、もっとミットを体幹に付ける持ち方に変えるか。
Nさんの蹴り対策は、喫緊の課題です。
■□■□■□■□■□
ちなみに、土曜昼の道場の常備キックミットはちょっと薄いんですね。
↓みたいなミットです。
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