相手の突きや蹴りの勢いを利用して捌こうとすると、意識が“待ち”になり、攻撃の意識と開離してしまいがちです。相手の攻め手を読むことばかりに気持が向かってしまいます。

それを回避するには、(昨日から考えていることをまとめれば)相手の勢いが無くても、自分のステップだけで、相手の勢いを利用した時と同じくらいの外入身、内入身をすればいい・・・はず。
捌きにおいても、“攻め”の気持ちを基本に持てばいいのです。

攻めために入身をし、相手の勢いに頼らず捌く。
それが出来て初めて、入身に反応しようとする相手の反撃の流れも見える。だから相手の勢いも利用できるようになる。

他力本願から自力本願へ。

ナイハンチと「ステップの投げ」の類似性に思い馳せているうちに、そんなことを思うようになりました。