ずっとバイオリンの悩みのテーマだった、左手小指の弱さが少しずつ改善してきました。

苦手だった開放弦→1~4の全指押さえで、段々ちゃんとした音が出るようになってきたのです。もちろん、「ちゃんとした音」といっても、たかが知れているレベルですが。
決して連続して稽古時間が取れているわけではない状態で改善が見えると嬉しくなります。断続的でも続けていけばいいのですから。

代わって先生に指摘されたのは、右手の弓使い。
去年から指摘されているのですが、どうしても弾き切って返すときに音が一度止まってしまうんですよね。
「弓を返しても、聞いている人にはスラーのように。」
いままでは左手に気をとられすぎて聞き過ごしていたのですが、今回は重点的に指摘されました。
しかし、そういわれても、身体操作的にはどうすればいいのか・・・?

イメージ的には、合気道の動きのように鋭角の折り返しがない円の動きなのか、あるいは沖縄空手のムチのように行き来する突きのような動きなのか・・・。

実は勝手に前者のイメージを持っていたのですが、先生に聞いてみると、むしろ後者のイメージが近いとのこと(こんなイメージ質問に対応してくださる先生に感謝!)。先生がおっしゃるには、「弾き切って弓を返そうとした時に、さらにちょっと弾くんですよ。」

どうやら、拳を突くときに当たる直前で体幹はすでに拳を引く準備をしている、あの感じ=拳を投げる感じ、のようです。
確かにそうすれば、返しの弓弾きの直前まで前の弓が生きてることになります。

よし、イメージさえ掴めれば、あとは体に覚えさせるだけ。これが大変なわけですが。
まずは、拳を投げる正拳突きからですね。セイヤッ!

また間違った方向に進んでいるような気もしますが、間違っているとわかってから方向修正しようと思います。