ここのところ、毎日通勤電車で「隠されていた空手 」を読んでるはみ唐さんです。
しばらく日経新聞なんて読んでる場合じゃない。本当にページめくるたびに感動の嵐ですわ。
しかし読むだけでは、型の挙動と、本に示された用法をつなげるのは難しい。
だからこそ毎日読んでも発見があるのだけど、そろそろ試して見たくなってきました。
平安三段の内受け→交差受けで、本当に古流柔術みたいな絡み手投げができるのか?
今週は仕事の繁忙期にばっちり重なって木曜の稽古に行けそうにない。
試すのはお預けですわ。
* * *
導入がながくなってしまった(w。
こないだの土曜の稽古でちょっとびっくりする経験をしました。
バレエ経験者ですんごく体の柔らかい子がいて、先生が皆の前で見本としてその子に上段廻し蹴りをゆっ・・・くり蹴らせたんですわ。
ゆっくり膝を上げて抱え込んで、そこから伸ばしてく・・・で、インパクトの瞬間は少し速く。
まだバレエの挙動が抜けなくて腰がもうひとつ入っていない蹴りでしたが、あまりの柔らかさと安定振りに、その子の正面に立って見ていたはみ唐さん、思わず口をあんぐりさせてしまったとです。
で、「すごい!」と言おうと思った瞬間、ちょうど蹴りが伸びきった瞬間から0.1秒後くらいに風が「ボッ」と襲ってきたんですわ。それもはみ唐さんの体全体に!
はみ唐:「け、蹴りで風が!」
ローソク消せそうなくらいの風に、思わず若き日の大山倍達の正拳突きローソク消しの映像が脳裏に!
と思ったら、
先生:「はみ唐さん、エアコンの風です」
どっと笑う道場生一同。
なんだよ、エアコンかよ!
確かに蹴りをした子の後ろに大きなエアコンが置いてあって、タイミングよく突風がでてきたところだったようで・・・。
だよな、蹴りであんな風が起こるわけが無い。
先生:「いやー、エアコンの風と分かっていてもビックリしますね。これは、意外といいかもしれませんね。見学者をその辺りに立たせて、『うちで空手を習うと拳圧、蹴圧はこうなります!』とかやってエアコンの風を当ててみようかな。それで、道場生倍増!」
いや、先生、それはダメです。押忍。