母というもの
熱い気持でいっぱいになりながら
きゅんと胸が締め付けられ
京都の部屋をあとにし
一心不乱に駅まで歩いたあのときの感情は
一年を過ぎた今でも、心に焼き付いて
思い出すたび心がジーンとしびれます。
ドラマの主人公をみているように
もう一人の自分がそこにいた。
春の桜並木とともに、足取りは軽やかではあったが
内面は激しく振動していた。
あれは、まさしく「母」そのものの感情であったのだと・・
オムツを変え、ミルクをあげ、歩き始め、やがて学校へ行き・・
十数年間ともに過ごした思い出が走馬灯のように脳裏によぎり
ただただ、あふれる涙を流すしかなかった。
週末、シアターサンモール でミュージカルを観た
ストーリーは、70歳以上のメンバーで構成された
ゲートボールチームの間で起こる事件から始まる。
各々、悩みや不安、誰にもいえない過去を抱え
たくましく生きている彼らは
河川敷のグランドの草むらで捨て子らしき赤ん坊を見つけ
その純真無垢の愛らしさに惹かれ、エネルギーに満ち
子育てを始めてしまうというお話。
赤ちゃんの持つ不可思議な力
皆を元気にさせるパワーと
誰でもいずれ訪れる老後の現実を
巧みな歌とダンスとセリフで
痛烈に訴えかける「Seventies Boogie」に久々見入ってしまった。
そして、日曜日月曜日は
コンピュータ不具合のための突然入った応援要請の徹夜仕事。
様々な人間模様と感情を短期間のうちに味わいながら
右にいるこの人も、赤ちゃん時代を過ごし、母から愛されてきたんだ。
そんな風に勝手に考えたりすると
妙にみんな愛らしい存在に思えてくる。
なぜか、息子と母の絆の深さというものを
改めて思い出させてくれる数日間でした。
よきにつけ、悪しきにつけ、心が震える人生・・
今まさに・・・