中学生になり、すっかりワンパクを止めてしまった私ですが、だからといっておとなしい子になった訳でもなく、友達をたくさん作らずお勉強に力を入れた訳でもなく。クラスにもだんだんと慣れ、周りもだんだんと私の姿に慣れ、特には孤立することもなく積極的ではないけれど友達との会話にも参加していました。なんとか過ごしていましたが学校行事のキャンプや修学旅行は気が重かった。脱毛症だからって一人部屋にしてくれとは言えないし、ましてや不参加の理由にもなり得ない。お風呂だけは先生が考慮してくれて、確か先生の部屋の風呂を使わせていただいたと思います。寝る時は仕方ないので帽子被ったまま布団を頭からすっぽり被ってました。ほとんど緊張して眠れませんでしたが仕方ありません。翌朝にはまた楽しんでいたのですが。
中学生辺りから、多分帽子を被っている緊張と長い時間被っていなきゃならない僅かな重さからか、ひどい頭痛をおこすことが多くなりました。それを機にずーっと頭痛に悩まされていましたが、更年期の前兆なのか、最近は決まった頻度でとても酷い頭痛がありますが、今までのように四六時中、頭が痛いということはなくなってきました。
小学生の頃はドッジボールは誰が強いか?消しゴム飛ばし選手権!などが会話の中心でそこに少し好きな人の話が混じる程度でしたが、中学生にもなると、大半は、誰がカッコいい!とか、先輩が話しかけてくれた!とかそういったことで会話のほとんどが構成されます。そこにモテる髪型や色つきリップが加わり、非常に会話に入りにくい。これが高校生になるとメイクにまで波及するのですが、まず髪の毛がない、眉毛がない、ってとこで気分的に滅入っているのでやはり自分でも、人並みではないと感じてしまい無関心を装うしかありませんでした。恋愛なんてとてもじゃない!そうは思いますが、好きな人はいました。小学校の同級生が中学卒業する頃まで好きで、彼はたまにすれ違う時など、おうっ!と声をかけてくれていたので、それだけで嬉しく思っていました。会話らしい会話は小学校以来してないのですが、高校の頃、ばったり駅で会い二度程一緒に歩いて帰って久しぶりに会話をしたときに何も変わらず、小学生のように話せたことで、私の中で彼は神格化されました。片思いで終わっているから、今でも、いい思い出として、いい男性として、心に残っています。外を一緒に歩くって、私のような見た目だと、女友達でもあまりいい気持ちしないようで。まず私が好奇な目で見られ、ついでに友達までそういった目で見られるのでそう思われても仕方ありません。知り合いに声をかけることが相手の負担になる。そう思いながら過ごす中学生活です。楽しいことより、苦しいことが多く、中学時代の記憶ってごっそり抜けてしまっているようです。ただ、行きたくないって言ったことはなかったです。今のように保健室登校なんてこともなかった時代だったから中学校だし、行くのが当たり前と思っていて、行かない方法を考えてもみなかった。性格上、行かないのは自分が世間の目を気にしすぎているようで嫌だったと思います。結果的には、私にとってはよかった。多分、生き抜く力のようなものが身に付き、あきらめ半分でも、この頭と向き合う覚悟も少しはついたと思います。