プライムアーク45というブラックべリー、いままで毎年、くそあつい真夏は収穫皆無だったのに、今年はなぜか採れてる。

例年は焦げ付いたような果実発育不良を必ず起こしていたが、今年はどうしたことか。

 

2019年8月24日 撮影

 

 黒光りした果実を見ると、美味しそう。

が、実をとろうとして、枝をつかんで引き寄せようとしても、トゲで痛い・・・。

トゲなんて今までオレは、大したことないと思っていたのさ。

ゴム手袋するし。

でもな。

 

 ちょっと庭に出て、「あ、ブラックべリー熟してる。食べたい!」と思ったときに、そのときは素手だから、それにトゲトゲの枝にはなにかと触れてしまうわけであって、痛いわけよ。

果実は、枝葉のカゲに成っていることもしばしば。

 

 というわけで、トゲはやっぱり困る!。

ブラックべリーはバラ科の植物だから、花はバラに似てる・・・なんてことはなくて、園芸でバラの花を育てるシーンは素敵だが、トゲありの植物を栽培するのは大変なことだ。

 

 

 味は、害虫(カメムシ)が果実にたかっているのを注意深く吹き飛ばせば、ほぼ大丈夫だ。

味は甘い。

ただ、雨にあたると腐り易いというか、病気そのものには強いと思うが、濡れないようにすればずっと良いだろうけどね。

巨峰ブドウみたいになにか雨除けすればいいのだろうか、めんど。

 

 トゲ無しのプライムアークフリーダムという品種に全面更新しようと思って育てていたが、今年2019年の猛暑で、あわれ、プライムアークフリーダム先日に枯死してしまった。

数千円も払って2年も月日を費やしたのに、またゼロからやり直しかよ。

トゲありのプライムアーク45に、このまま、また数年間は付き合うことになってしまった。

 

 とあれ、今の時期、食べられる果物があるのはいいことだ。

2季成りのラズベリーも植えてあるけど、あいにく今日は熟している果実なし。

秋になれば実るかもしれんが。

あとは、イチジクだな。

 

 かつてオレの庭には、すぐ食べられるような果実はろくになかったのに、今では(不満をぶつくさ言っているが)ブラックべリーもイチジクもラズベリーやイチゴもあって、どれも2季成りや長期間採れる品種だ。

(ブラックべリーとラズベリーとイチゴは、2季成りというか四季成りというか連続結実性がある品種。イチジクは熟期が違う品種を3本)

 

 採れる果実は変形奇形や腐ったりカメムシがどうのと、かなりの問題を抱えているけれど、曲がりなりにも採れているんだから、いいじゃないか、ってか。

と自分に言い聞かせよう。

改善のための努力はつづけるが。