四季成りのイチゴ栽培、しばらくぶりで10年以上やってないが、栽培再開したくなった!。
というのはな。
ブログを見ていて四季成り苺の新品種のことが載っていた。
それがとっても良い評価が書かれていたからだ。
はやて号さんのブログから。
「二季生りのみのりくんは大粒の実を次々に着けています。それにまだ花芽も上がって来て着果が続いています。二季生りイチゴは味は一季生りには及ばないとされるようですが、みのりくんは味も結構美味しいです。何より沢山生って大粒の実なの、娘が喜んで収穫してくれます」
「予想以上に大粒の実が付くので、嬉しい誤算でした(^_^)。みのりくんは娘が一番喜んでくれるので、我が家の主力品種にしようかとも思っています。」
「みのりくん、今や我が家のエースです」
「みのりくんの大粒さと実付きの良さ、我が家では評価が高いです。」
グーグルに↓下記の文言をコピペして検索すると、全文検索ができる。
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みのりくん site:ameblo.jp hayategou-ameba
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ただし、読者のコメント欄に書かれた文章はヒットしてこないので注意。
好評の意見を見て、オレはおおいに興味がわいた。
というのは、オレは10年以上前に四季成り苺の栽培を10品種以上していたことがあるからだ。
そして、好評とは反対の苦戦をしていた。
当時は四季成り苺がまだ登場したばっかりで、品種改良はそんなに進んでいない。
一番最初に育てた四季成り苺は、夏芳(かほう)という品種で、これはビギナーズラックというべきか、とても良く育ち、病気にも強くて、果実もたくさん成った。
たくさん収穫できるのは良いのだが・・・、食べてみると糖度が弱くてさ、味があんまりうまくない。
それで困り果てた。
他の四季成りイチゴも次々に購入しては、試作してみた。
が、それらが大苦戦!。
育っても開花しないものが、やたらめったら多い!。
苗の育ちが悪くて、しょぼい姿のまま、という品種も、多過ぎる。
果実の成る数が少なすぎるものも多い・・・。
とか、もう、四苦八苦つづき。
というわけで、雑草取りが大変すぎることもあって、オレはイチゴ栽培をやめてしまっていた。
園芸カタログで四季成りイチゴの様々な新品種が、次々に登場してきても、オレは無視していたんだが・・・。
それがだ!。
ブログで見かけた記事は、小さな娘が美味しいといって食べるそうだから、糖度も高いようで、苗も育て易いみたいだ。
むむむ。
その四季成りイチゴ、オレも栽培してみたいぞ!。
というわけで、その四季成りイチゴをな、オレも買うことにしたのさ。
過去の失敗の経験が尾をひいてしまって、オレは試行錯誤の試作をするのはあまりしたくなかったので、その四季成りイチゴ「みのりくん」1品種だけの栽培だ。
教えてもらったホームセンターへ急ぎ出掛けていって、苗を購入、6株ほど。
かつて初めて買った夏芳は3株だったがランナーで殖えるまでに日数がかかってしまったので、やや多めの6株かった。
ひとつ約250円だった。
ランナーが出にくい品種だとネット情報では見ていたが、売られている苗はランナーがずいぶん出てる・・・。
しかもつぼみが出てない苗が多い。
成長するばかりで開花しにくい品種か?(そういう品種もある)。
四季成りイチゴの開花をさせるには、なかなか出蕾しない品種が多いことは経験的に知っていたが、これの対策は、植え替えをするとショックで蕾が出易いという。
根を切られたショックでね。
あと、地面に直接植えるよりは、鉢植えの方が蕾が出易い。
だから、今回は露地植えせずにひとつずつ鉢植えにした。
土は、ブルーべリー用の用土をそのまま転用した。
酸度調整はとくにしてないけどな。
ピートモスと野積みしてたオガクズを半々に混ぜた、という用土で、半年ぐらい使わず放置していたので、黒ずんでちょうど良く腐熟したようだ。
苗を買ってきてから翌日さっそく植え替えることにする。
ラベルを見たら初夏は良く成るようだが、秋の方は開花と収穫はどうも弱いようだ。
買ってきた苗自体に、つぼみはひとつも付いていないのだから。
イチゴは酷暑には弱いので、真夏には結実はしにくい。
四季成りといっても冬は無理としても、夏もやや無理があるわけで、あとは秋があるがその秋での開花はイマイチらしいな。
秋口だけでなく、晩秋にも収穫があるはずなんだが。
それにしても、ラベルのセリフには、「ほったらかし園芸家でも収穫できるほどの品種です」とあるけど、これは誉め言葉になるんか?。
ほったらかし園芸家というのは、オレは該当するから、ま、いいか。
やってみよう。