各種べリーも今まで新規導入の模索を続けて試作で殖やして、右へ左へと拡張していったが、それらの多くが思わぬ苦戦。
トシもとったし(今年50だぜ・・)、人生もこのさき発展はないとあきらめて(考え過ぎか?)べリー類も縮小というか、ついに伐採も始めた。
いってみよーか思い出で簡潔に!。
ハスカップこれは、夏枯れがひどかった。
酷暑の直射日光に弱いみたいだった。
かといって那須高原で植えて育つかというか、これまた不調。
耐暑性はカーランツ(房すぐり)と同じぐらいかなあ。
結実性もめっちゃ悪かった。
他の品種の花粉が必要とはされていたように思うが、そんなこと関係しないくらいに、夏の衰弱がひどい。
果実が成っても一個1グラムぐらいだし、つぶれやすいんだよなあ・・・。
ハスカップは自分で植えずに、北海道に旅行に行って観光摘み取り園で収穫するのがいいや。
房すぐり(カーランツ)は、ハスカップよりも強くて、北関東でも育つし、かなり成る。
夏に枯れ込みはひどいけどな。
でもなにしろ酸っぱい!。
腐りが早い・・ので、その腐った粒を食べてしまったかハラハラしなくちゃならん。
気温が高過ぎるんだろうな。
一個1グラムぐらいで収穫も一苦労だしな。
赤カーランツと白カーランツで、成れば見た目は華やかなんだけど、日陰の土地の活用に使ったが、日陰だろうと枯れ込む。
暑過ぎるぞ2018夏!。
カシス、黒すぐりは、味が独特で、ジャムにするとかなり良いらしい。
が、なにしろ暑い!。
一個1グラムかそれ以下で、しんどいし、成る数も少ない。
木も夏に衰弱する。
ジャムに収穫するのは寒い地方じゃないと不利かなあ。
北海道旅行のときに摘めばいいかな。
べリー類全般に言えることだが、小粒の収穫はしんどい!。
一個1グラム以下のは、たくさん詰むのは無理。
すぐり
いままでピクスウェルという小粒の品種を栽培していたが、これはデラウェアとよく似た味と粒サイズで、その劣化版の味というか・・・。
粘って簡単にはあきらめない俺は、大粒のスグリが入手できたんで、これで形勢挽回を図った。
ピクスウェルは2、3グラムぐらいだったと思うが、大粒すぐりは5グラムぐらいはあるように思う。
大粒は収穫すると、ぐーんと効率が良い。
で、味は?。
ちょっと食べれば美味しいが、大量に摘むほどではない味。
というか、そんなに美味しくないから、張り合いがでない。
すぐりは日陰の場所の活用に使えるべリーではあるが、トゲもあることだし(房すぐりには無い)、あいにく同時期にはスパルタンの収穫期を迎えている。
ジャムにするならスパルタンのクズ果(スズメが突いた穴ありとか)が大量にあるので、そっちを使えばいいしな。
すぐり類は、味が不利。
日陰にも木をごちゃごちゃ植えるよりは、まっさらの平地にしたままの方が草刈りの管理もしやすいから、黒すぐりとか大粒すぐりは今現在も木はあるが、伐採してしまうかもしれない。
タラノメ
場所がどんどん移動してしまう。
タラノメは木が地面から生えてくるわけだが、それの場所が予測できず、草刈りしづらい。
他の果樹の下から生えてきたりする。
だから、タラノメ畑として専用の畑を用意してたくさん生やしておけばいいのだろうけど、たくさん生やしても、天ぷら油の準備・掃除とそもそも調理がニガテなオレは、いまタラノメ栽培やってない。
サルナシ
棚つくりが面倒くさいという事情はあるが、秋のべリーとして有力。
というか、べリー類は大部分が初夏に成るのでね。
サルナシは秋収穫とはいえ、近年は秋口でも暑い日が多くて、意外と早く熟してグニャグニャに軟化して腐ってしまう粒も混じってしまうことがあってすごく困る。
小粒だから表面積が多いためだろうか。
赤い芯のキウイが(紅妃など)小玉系で、毛がなく、追熟があまりいらないことなど、サルナシとかぶってしまうので、紅系のキウイがあればもう充分かなっと。
桑・マルベリー
腐り易い!。
白く変色するカビに罹病しやすい!。
どどめ色に指先がすげえ汚れる。
収穫すると果実が潰れるしな。
木を台切りして更新して、枝を若々しく更新するようにして病気が出にくいように管理したが、それでも病気は完全には防げなかった。
大実マルベリーは糖度が低めで大味だったので、高糖度の多胡早生も植えた。
が!、果実が甘すぎて実が小蟻だらけ。
黒い色素で指先が汚れることについては、白実桑を植えてみた。
高糖度もウリだったが!、糖度もそれほど出ず、白実桑はそもそも味がなんか良くなかった。
マルベリー栽培、行き詰まった。
木がでかくなりすぎることもあって伐採してしまい、今、栽培してない。
グミ
美味しいビックリグミは果実がなかなか成らない。
オレが主に植えているのはただのナツグミで、やや小粒で、渋もやや目立つが、それゆえに食べてもイマイチ。
これまた腐り易い。
ジャムに加工するのは、腐り易いべリー類ではムリなんだ。
ひとつぶずつ口に入れていれば、腐っていれば吐き出せばすむが、加工用だと気付かずそのままゴッチャに煮込んでしまうからな!。
だから腐らないうちに早く収穫すればいいが、小粒だから手間がかかる。
間に合わない。
だから腐るのが出てくる。
暑いし・・。
体力が衰えてきて、もう無理が効かないんだ。
グミは、小鳥用のオトリエサとして活用してみたが、小鳥もあまり食わなくなった。
熟す時期もブルーべリーと合わない。
グミは、果実が凸凹になる奇形果がでやすい。
台切りして枝を新しいものに更新に努めても、凸凹果はなくならない。
八方塞がりだぜ。