人が


“もうダメだ”


っていう限界ギリギリのラインなんてこんなもんじゃない


こんなもんじゃないんだ


上達しないのはセンスがないから


退いてしまうのは才能がないから


あの人には あのチームにはかなわないから


人は目指していた何かを断念する時必ず理由をつける


ナゼかわかるか?


その方が楽だからだ


ダメならダメでいい


ただ自分の努力の足りなさを別の何かのせいにはするな


走りっぱなしの奴なんてこの世にいない


進んで止まって


止まって進んで


人はそれを


歩みと呼ぶのだ


―講談社 あひるの空 Vol.25 P.123~125 より



おわり。