紅葉にはまだ早い秋の旅は南山城方面へ行くことになりましたが、わたしも軍曹殿も別々に所用があったため前日の夜に水都大阪で落ち合うことに。

所用を済ませようと京阪本線(京阪電鉄)と堺筋線(大阪メトロ)の交差する北浜駅で下車、出口を上がると難波橋の袂に出ます。

難波橋から土佐堀川とライトアップされた中央公会堂の夜景をしばし眺めました。

左手前にカフェがあり、川に面したウッドデッキで綺麗なお姉いさんたちが優雅に寛いでらっしゃいました。




浪華八百八橋のひとつ難波橋です。橋の装飾が美しく夜の街に映えますね。




ここまで来たのだからと中之島公園へ降りて中央公会堂へ。


大阪市中央公会堂は「義侠の相場師」「北浜の風雲児」と呼ばれた岩本栄之助の寄付によって大正7年に完成しましたが、栄之助は大正5年に株式相場で大損失を被り自●したため、その完成を見ることはなかったそうです。


国の重要文化財に指定されており、バロック様式?ネオルネッサンス様式?の鉄骨煉瓦造は勇壮な感じがします。


ずいぶんと若い頃(平成11年の補強工事前)に何かの講習会をここで受けた時に、中をウロウロと見て回った記憶があります。




二人とも所用を済ませて落ち合ったのは夜遅く、夕食はコンビニ飯となりました😅




翌日はダラダラと朝を過ごして、早めのお昼ご飯に天丼を食べることにしました。


人気店ですが、お昼前なので大丈夫だろうと伺いましたが、なんと満席で待ち客あり•••😳


それでも30分くらいで案内できるとのことなので、予約して近くのスタバ☕️で時間調整。


30分後に戻り店内へ。ほぼ満席の中、カウンターへ案内されます。


待った時間でお腹ペコリッチ、目の前で揚げているのをヨダレ🤤を垂らしてガン見してしまいました💦


ドジャ〜ン!待ちに待った天丼です。



久しぶりの天丼はとてもとても美味しゅうございました。


ただ一つだけ何だか分からない野菜があって、どこかで食べたことがあるのだけど思い出せない状態🤔


軍曹殿も何か分からず、まあ美味しいからヨシ!ってことでお店を後にしました。←後で不意に思い出したら快感なので、お店の人には確認せずw





腹ごしらえも済んで、さあ出発です。JRで京田辺駅へ向かい、そこから徒歩、目的地は酬恩庵一休寺です。


スマホのナビに従って歩いていると神社の看板が目に入り立ち寄ることにしました。


割と急な坂道を上って下り、また上ると社殿があるという不思議な境内となっています。


この最初の上りが神社の前を流れる天井川(用水路?)をパスするためのものだと後で気付きました。


棚倉孫神社たなくらひこじんじゃの歴史は古く7世紀の創建、祭神は天香山命あめのかぐやまのみことで、相楽郡棚倉之荘から勧請されたと伝えられています。



誰もいない境内は長閑な時間が流れていました。


狛犬はどこかとぼけたような味わい深い表情をしています。





境内を見学していると神輿が展示されており、説明書を読んでみると 瑞饋神輿 ずいきみこしと言うもので、芋茎やいろんな野菜で作られ10月の祭りに地域を巡行するようです。


と、ここで思い出しました💡()ピコーンお昼の天丼の謎の野菜の正体を。


そう芋茎だったのです。これっていわゆるシンクロニシティってやつ?意味はないけど(笑)



棚倉孫神社をあとにして、一休とんちロードを歩きます。


一休とんちロードには所々に一休カルタが掲示されており、それをたどると一休寺に到着します。



酬恩庵一休寺の総門です。禅宗の寺らしく質素な造りでミニマリズムって感じですね。





宗純王廟が宮内庁の管理となっているのは、やはり一休宗純が皇室の血筋ということもあるのでしょうか。


枯山水の庭が美しく落ち着いた佇まいです。




方丈へお邪魔しました。お知らせの銅鑼?でしょうか。




国指定名勝の方丈庭園の眺めは素晴らしく、とても落ち着くものでした。






屏風の虎退治に因んだトラさんもいました。しかし悪そうな面だな😀




本堂への路は季節ごとに様々な顔を見せてくれるのでしょうね。




開山堂には大応国師の木像が安置されています、




重要文化財の鐘楼です。




一休宗純はいろいろと逸話や名言があり、風狂さが本当に面白いのですが、この一休寺を見ていると強ち権威的なもの全てを否定しているわけでもないんだなと個人的には思いました。



夜はお寿司屋さんへ行ったのですが、食べるのに夢中になるあまり今回も写真を撮り忘れていました😅





いろいろと食べたはずなのに2枚しか撮ってないとか、どんだけいやしん坊なんだろ🤣




有漏路より無漏路へ帰る一休み 雨ふらば降れ 風ふかば吹け 」は一休禅師の言葉ですが、わたしも煩悩と迷いの世界で一休みして、まだまだ愉しみたいと思います。


さあて、次の旅はどこへ行きましょうか。