放浪大工のニッキ
(。・ω・。)ノ

今までまともなニッキではありませんでしたが、ようやく日記らしいニッキの始まりです。

ま、日記というか「こんなもんありまっせ~~」とか「実は私、こういう事知ってました」とか何でもありで書いていく方針なのですが、関心の無いネタの時は読まずに素通りしていって下さった方がいいかもしれません。
ただ、ネタはランダムで変えていくので気になった時だけでも読んでくだされば幸いです。


最初は私が生業としている「大工」についてです。
去年の回想日記では少しだけ触れたのですが、あまりわかりやすく書いてなかったと思うので、今回は大まかに今の大工の有様について語りたいと思います。
かなり主観というか個人的見解になるかもしれませんが、その点はご了承ください。



ウィキペディアで『大工』を調べると
●大工(だいく)とは、主として木造建造物の建築・修理を行う職人のこと。

と一言で言えばこれでオシマイですが、その内容は今も変化し続ける様に、昔と比べてかなり変わってきています。

世間でよく「電動工具を扱う、職人とは言わない『工作員』と呼べる時代」と言われますが、現状の多くの現場から言えば概ね的を得ていると言っても差し支えはないでしょう。


私が大工になった頃の10年前(2000年頃)でも親方が「今の仕事は簡単になった」とぼやいてましたが、2010年の今現在は私が修行中の頃よりも もう2段階ほど技術がいらなくなった様に思えます。

私が修行中の頃はまだ「削りモノ」(鉋を使って柱等を磨く事)があったのですが、いかんせん今は集成材(大工が削る必要のない仕上がった製品)等が主流の時代。
私と同世代でも削れる人(鉋を使える人)がいない事もあるくらいです。
(実感では同世代で確率5:5ぐらい?)

ひどくなると『砥石』すら持って無い人までいるぐらいが現状で、これでは世間に言われるような工作員と言われても仕方は無いかなとは思います。


なんだかこう小難しい事を言うと「お前はそんな凄い大工なのか!!」などと突っ込まれそうですが、私自身もそんな大した技術はありません^^
そこらへんにいる 掃いて捨てるほどいるただの一介の大工です。


雇用形態も変化していき、日雇い制より出来高制(請負制)が主流になり、「職人」というよりは「フリーランス」的な色合いが強くなっているように思えます。

技術は確かにいらなくなったのですが、仕事を受注する営業能力(監督と揉めない等)や指定どおりの工期に間に合わせる(今の時代結構ハードな会社が多い)能力などの事を考えると
「トータルでの大工としての仕事」はそんなに簡単なものではないと思うのが私の個人的見解です。

よく私自身も若い子に「今の仕事なんて2年もありゃ出来るようになるよ」などと口走ってしまうのですが、例え一棟建てれたとしてもやはり「未完の大工」と言わざるをえないのではないのかなと思います。
我々建築業界では左官屋 電気屋 塗装屋 Etc・・・ 全て
「一人前になるには5年かかる」と言われます。
人間的な人付き合いも含めて『最低5年』は必要なのでしょう。

20歳の時は高い所をロクサマに歩けなかった私が、なんだかんで30歳になり、こんな能書きを垂れる年になったのですが、職人の世界なんて一生修行ですから「一人前」と言う言葉は誰にもないのかもしれませんね^^


( ´△`)アァ- やっぱり仕事の話をすると一気に面白くない文章になりましたね、ただ日記らしい日記を今年からスタートしていくにあたり、一番最初はこれにしておきたかったので。。。
女性の方には仕事の話は受け入れにくい内容かもしれませんが、基本色んなネタを書いていく方針なので初陣(?)はこれにてご了承をw


ハイ、今回はとりあえずこのへんで。
本当は「大工」に関してはまだまだ書く事があるのですが、気が向いた時にまた・・・