こんばんは
今日はちょっとMR-SのK20換装作業の合間、 製作途中のロードスター。 リフトに乗ってない時でも出来る所をと、エアコンシステムをNBのシステムに変更する為にダッシュ外してエバポレータなど取れるものを外しておりました。
ダッシュを取り外すにあたり、先にハンドルコラムごと外しました外さなくてもボルト緩めて下にブランとしておくだけでもよいのですが、クラッチペダルやアクセルペダルも変更する為にハンドルコラムは無かった方が作業性も良いので (^^
たいそうな作業に聞こえますがダッシュ自体はメーター取ってオーディオ取ってあとチョロチョロと外し、 オーディオ左右の14mm4本、
真ん中Fガラスきわの10mm1本、左右ドアサイドの10mm4本とればガポンッと取れます
1人なので慎重にキズ付けないように摘出
エバポレータ、ブロアモーターなどが顔を出してきますね。 思ってたよりも意外とキレイ(外見はですが、、、)
まずエバポレーター。 中身も意外にキレイ
こんな感じです、
NBのエバと比べるとこんな感じ。
右NB用。 かなりコンパクトになってます。
R12から134aガス変更の過渡期のクルマはけっこうエアコンの効きが悪いって言われてました。
推測ですがおそらくR12のシステムを手直ししただけだったんで、
コンプレッサーの駆動力やコンデンサー等の容量が足らなかったんだと、、、。 (間違ってたらごめんなさい)
↑右 NB。 エキスパンションバルブもNBはボックスタイプになり、エバポレーターがNA8に比べて約半分の大きさに!
(そういえば昔ビートルにエバポレーターをオイルクーラーの代わりで使ってたりしてました(汗) ありか無しかで言うとどっちだったのだろうか??
冷えてましたけどね、、当時はでっち時代だったものでオイルクーラーは高価だったので買えませんでした )
そんな事はおいといてNB用はかなりスリムになってますね
コンデンサーのシステムがNBの場合目立って大きく変わったと言われていますがここも非常に大きな変更点です 欲を言うとエキスパンションバルブ、今宵の車の様に交換しやすい室内とエンジンルームの隔壁の所へ持ってきて欲しかったなぁ
しかしこのエバポレーターの大きさに出来たのも前記しているコンデンサーのおかげかもしれませんね。
NBから採用のサブクールコンデンサーです。
おおざっぱに説明するとこうです
ちょっと自動車整備試験の所から文章、画像いただきました
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サブクール・コンデンサ・システムとは、コンデンサから送り出される冷媒をサブクール(過冷却)液にして冷房効率を上げるものです。
サブクール・サイクルは、上の図のようにコンデンサー内部を凝縮部と過冷却部に分け、その間に気液分離器を配置することで、気液分離した液冷媒をさらに冷やし、液冷媒自体のエネルギーを高め、冷房性能を向上させいます。
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↑ そういう事なのです。 主流になっているシステムですね
従来のレシーバサイクル(コンデンサー+レシーバドライヤ)に比べ、使用冷媒量や重量が減り搭載性能も上がると言われおり、私なりに検証もしてみましたが
・確かにレシーバが無くなる分スペースが確保出来ます。
・冷媒量もNAロドの場合600±50 NBの場合350±50 と少ない。
・重量もエアコンシステムトータルで見ると軽量化にも貢献してます。
私の思う答えは、、、NAロド乗りの皆さん、 NBのエアコン部品が製廃になる前にこの現代のハイテクシステムに変更してしまいましょー
、、、、、、、、、、、、、、と思います (オリジナル重視の方はこの限りではありませんが、、)
NBエアコンスワップ作業の中でまた書きたい事があれば書いてみようと思います
それでは、
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