さて、このあいだ、偏見や差別に関するワークショップに参加しました。
そこで試した興味深い練習をご紹介します。
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リラックスできる場所(自宅の一室など)で、静かな環境を整えてください。
椅子にゆったりと座って、気分を楽にしてください。
少々時間がかかっても、気長にリラックスしてください。
想像力を使いますが、それが苦手でも、とりあえず、試してみてください。
目を閉じて、次のとおり、想像してください。
休日の朝が来ました。
あなたは、深い安らかな眠りから目覚めます。
外の天気はとても良く、暖かい太陽の光が窓から差し込みます。
とてもいい気分です。
朝風呂・シャワーが好きな人は、朝風呂・シャワーを浴びます。
そして、ゆっくりと朝ごはんを食べます。
食卓には、自分の好物ばかりが並んでいます。
おなかが一杯になり、とても満足です。
とても幸せな気分で、散歩をすることにします。
家の外に出て、心地よく歩き出します。
見知らぬ公園があり、その中に入ります。
そこには、たくさんの見知らぬ人々がいます。
彼らも、とても幸せそうにしています。
さあ、想像してください。
彼らは、どんな人々ですか。
どのような外見の人々ですか。
何をしていますか。
彼らの外見や彼らがしていることを、じっくりと観察してください。
そして、ゆっくりと公園を後にします。
想像の旅を終えて、現実の世界に戻って下さい。
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公園でどんな人々を想像したか、よく覚えていてください。
もし良ければ、紙に書き留めてください。
この練習の意味は、次回ご説明します。