時代の逆行を食い止めることはできるか | はんぐるぐるぐるのブログ

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橋の上に寝っ転がって、水が流れるのを眺めてみよう。それか、跳ねてみよう。それか、赤い長靴を履いて、泥の中を歩いてみよう。それとも、丸くなって、雨が屋根に落ちる音に聞き入ろう。人生を楽しむことは、とてもかんたんなんだ。(トーヴェ・ヤンソン、「ムーミン」より)

日本で政権批判を自粛する傾向が強まっているそうです。
翼賛体制の構築を懸念する言論人、表現者や報道人が、声明を発表しました。

朝日の記事
政権批判の自粛「社会に広まる」 1200人が声明

声明が掲載されているウェブサイト

記者会見の動画

その1



その2


その3



メディアが言論を自粛してしまうのであれば、それはメディアだけの責任でなく、市民社会全体の問題だと思います。メディアや政治家を育てるのは、市民の役割です。

「誰かがやってくれるから、自分は何もしなくていいや」と他人任せにするのではなく、
一人一人が目を光らせて、権力批判、大衆批判をしていくことが重要だと思います。

あと、言論人が呼びかけをするのも大事ですが、一部のエリート層だけでなく、どうすれば市民全体(投票しない50%の有権者など!)を巻き込んで、問題意識を呼び起こすことができるかも課題だと思います。