独・シュピーゲル
、英・インディペンダント
など、ヨーロッパの様々な主要ニュースサイトで、マリーナ・シフリンさんという若い女性がユーチューブにアップしたビデオ
が取り上げられている。
シフリンさんは、そのビデオを通して、2年間勤めたビデオ制作会社を辞めるということ、またその理由を、音楽、ダンスと字幕を交えて伝えているのだ。しかも、撮影した場所は、朝4時半でまだ誰もいない職場。カニエ・ウェストの「Gone」(「去った」)という音楽に合わせて軽快に踊る彼女の姿は、正にオフィスのヒロインだ。字幕では、「私は2年間この仕事のためにエネルギー、時間と人間関係を犠牲にしてきたのに、私のボスは、量と、作ったビデオが何回閲覧されるかにしか興味を持たない。だから、私は自分でビデオを作ることにした。閲覧回数でなくて、中身を重視するために。そして、ボスに知らせるために。私は辞めます。私はもういません。」
このビデオは、アップして4日間で、585万回も閲覧されている。シフリンさんの言い分は、ビデオの質が良ければ、閲覧回数は自ずとついてくるということ。彼女は、今回のビデオによって、そのことを証明したわけだ。
2年間、エネルギーと時間を仕事に注いだのに、ボスは仕事の質でなくて、量だけを重視する。。。。どっかで聞いた事のあるような。あっ、私もそうだ。労働条件は異なるけれど、不満の源は似ているぞ。ビデオを見て少しスカッとする。