ハンバーガーストリート

# なぎさのハンバーガー [神奈川・鎌倉] のトライアルバーガー（再食）

　お次は黄昏の鎌倉より。鎌倉は「夜」が早いですね。17～18時には日中にぎやかだった店々が一斉に閉まり、人通りも一気に絶えて、暗く寂しくなります。その辺りが浅草辺りの観光地との違いかな？ ↓こちら師走の午後四時半ごろの鎌倉駅……「I」の字が消えてますね。

　そんな冬の日暮れの鎌倉の由比ヶ浜大通り、六地蔵の辻に建つ、めずらしい「薪火焼き」のバーガー店……なぎさのハンバーガー。昨年12月にオープンして1周年を迎えた新店です。タイムアウト東京発表の「東京、2025年のベストバーガーショップ10選」にも選ばれました。同じく鎌倉の薪火レストラン「季音(きのん)」の姉妹店で、そもそも薪火とは……という話は初回の記事に詳しく書いてます。

　夜は「鳥取県産『大山鶏』の薪火焼き」「ブラックアンガス牛サーロインの薪火焼き」「『みやじ豚』ロースの薪火焼き」「熟成『相模牛』のステーキ」などの魅惑の薪焼き料理が多々食べられますが、ハンバーガーは昼夜を通して販売。本日は"また"トライアルバーガー￥1,350(税込)を。初回に続いて二度続けての"トライアル"です。

　国産牛8：豚2の合い挽きパティ使用。肉は神奈川県南の名店「肉の石川」より。毎朝、石川から肉を仕入れ、ニンニク、砂糖、塩などと混ぜ合わせてすぐに成形。「その日の肉はその日のうちに使い切る」のが"なぎさ"のスタイル。一晩"寝かさず"が基本ですが、前回食べたのは例外的に発生する"一晩寝かせた"パターンで、今日は"その日のうちに"パターンとの違いを見極めたく、再訪した次第……。

　その合い挽き120gパティを薪の熾火(おきび)の上で丁寧にグリル。バンズは鎌倉の人気パン店「BREAD IT BE」作の全粒粉。オーブンでリベイク後、こちらも薪火の上で内側に焼き目。ヒール(下バンズ)に自家製のガーリックマヨ。ニンニクよりも酸味強めのガーリックマヨで、マヨネーズからの自家製。生野菜は入らず、オニオンは薪火でグリル。さらにスモークケチャップ、チミチュリ――という内容。

　感想……全然違う。今日のパティはイイ～！バンズとの馴染みの良さ。軽く「つるっ」と弾(ひ)きがあり、口の中へ滑り込むような生地感。後味に小麦の香りが活きて、これだけで十～分おいしい。

　パティの食べ口が独特。今まで味わったことのない歯触り、舌触り。聞けば、かなりの細挽きだそうで、そのよく練ったやわらかなパティを薪火で焼いた結果なのか、水分が上手く抜けて「ドライなジューシー感」という未体験な食感に収まっている。「ザラッ」とドライな繊維質を感じるのだが、でも、「ジューシー」(笑)。そこへ火を入れたオニオンの「サク」が来て、ケチャップの甘味が来て、その間に微かに合い挽きの豚の風味。

　そして何より、顔を近寄せた時のエビの殻でも焼いたかのような芳ばし～い風味が堪らず。これは恐らく、パティに含まれるニンニクと、薪火の風味が出合って起きる化学反応か……と思われるが、とにかく、この「相俟っての」芳ばしさが堪らず！店内入ってすぐのフロアは、白い細かーい灰がまるで「粉雪」のように焼き場から漂って来て、その雪の舞い降る中、薪火焼きのにおいに包まれて食べるバーガー……これまた一興！ヨソでは味わえぬ薪焼き体験！

§　§

　「乾いているけれど潤いのあるパティ」という不思議な新ジャンルですね。これこそ薪火の為せる業か。あと、チミチュリは「なし」でも全然おいしいのだけれど、「ある」と、それはそれでヒジョーにおいしいという(笑)。なので、最初から乗せずに別添えでもらって、「後がけ」出来るようにしておいてもらえるのが一番ハッピーかな……と思いました。1周年おめでとうございます！

→ # なぎさのハンバーガー [神奈川・鎌倉] のトライアルバーガー

― shop data ―
所在地: 神奈川県鎌倉市由比ヶ浜1-3-10
　　　江ノ島電鉄和田塚駅歩3分
　　　JR・江ノ島電鉄鎌倉駅歩9分　地図
TEL: 0467-73-9181
アカウント: https://www.instagram.com/nagisano__hamburger/
オープン: 2024年12月4日
* 営業時間 *
月～金・祝前・祝後: 11:30～15:00(LO14:30), 17:30～21:00(LO20:30)
土日祝: 11:30～21:00(LO20:30)
定休日: なし(要確認)

2025.12.23 Y.M

# Wack Dland! [松陰神社前] の納豆海苔チーズバーガー ※開発中

　怒涛の年末進行……続いては東京・松陰神社前のWack Dland! (ワックドランド！)。前回訪問は2024年5月。人手不足などにより「喫茶パーラー Neo 鎌倉」は今日までの間に姿を消しております。豪徳寺駅前の「tokyo omo style」も閉めたそうで、諸々整理して、今はこの"ワクド"一本勝負！

　バーガーメニューは現在10品。前回より4品増。パティは粗挽きと細挽き2種類のUSビーフを合わせた125g。バンズは代々木上原の名店「カタネベーカリー」作のリーンな食パン生地。この辺りは変わりなく。

　この"ワクド"においても「Neo 鎌倉」においても、いろいろと"奇妙な"バーガーを試行錯誤して来た過去がありますが、この日は現在開発中の納豆海苔チーズバーガー￥1,700(税込)なる珍品を。先述のパティ＆バンズに野菜はレタスと炒めたオニオン。トマトは無し。チーズはチェダーとモッツァレラの2種類のナチュラルチーズからソースを自家製。これが鉄板の上へ流れ出して固まり、「羽根つきチーズ」を形成。

　その上に乗る納豆は"ひきわり"が70gほど。醤油は使わず、代わりに佃煮海苔。焼いている時にパティの上に海苔を塗り→納豆を乗せて→チーズでコートの手順。さらにその上に"梅ピクルス"。バターは有塩の"食べるバター"。バンズの裏にマスタードは"塗らず"、マヨネーズのみ。

　短く感想……ひきわり納豆の糸引く感じに混じって、グリルしたオニオンが「スルスル」と入って来る。その下に"安定の"牛肉のおいしさ。このパティはやはり美味！チーズは「パリパリ」。これも美味！そこへ梅ピクルスの"すっ飛んだ"ような大胆な刺激。バンズもこの上なくおいしくて、すべてのパーツが美味！と言うか、こんなにおいしいパティとバンズなら「パティとバンズだけで食べたいな」と正直思えて来る。と考えると、ちょっと「要素」が多いかなぁ……。こんなに味が集まっていなくても。もう少し"スリム"に、不要な味を削って下さいませ。

§　§

　やっはりパティとバンズが図抜けておいしいんですよねぇ～。特にカタネのバンズは格別で、小麦の風味が後にしっかり香る一級品。この辺の「ベースの旨さ」にもっとライトを当てるべき。「ベースの旨さ」をもっと活かしたメニュー作りにも、いま一度立ち返って欲しいものですね。また来年！

2024年5月撮影

― shop data ―
所在地: 東京都世田谷区世田谷4-6-1　高橋ビル102
　　　東急電鉄世田谷線松陰神社前駅歩4分、世田谷駅歩4分　地図
TEL: 03-5799-6996
URL: 公式Instagram
オープン: 2018年9月6日
営業時間: ~~11:30～21:00~~ 12:30～24:00ぐらい
定休日: 不定休(売切れ等あるので、要Instagram確認)

2025.12.22 Y.M

# CENTRAL BURGER SHOP [横浜・石川町] のチリフライ

　記事がど～んどん溜まる一方で、正直もう泣きそうですが、残量僅かの"HP"をどうにか振り絞って、サクサク進めて参りましょう！お次は横浜・石川町のCENTRAL BURGER SHOP(セントラルバーガーショップ)。この夜食べたのはチリフライ￥850(税込)。格子状にカットされたクリスカットのフライドポテト(Criss Cut Fries)の上に、「チリ」と「サルサ」と「チーズソース」をかけたもの。つまり、「メックスバーガー」のポテト版ですね。

　メックスの記事の説明の通り、チリは豆なし＆無化調のチリコンカン。肉は合い挽き。みじんの玉ねぎをニンニクでゆっくり炒め、スパイス7種を投入。焦がさぬよう弱火でさらに炒め続けるところへ、別途炒めた挽肉とホールトマトを加え、そこから4時間におよぶ煮込み……という労作です。

　出来上がったチリは冷蔵庫で保存。注文のたびに"スマッシュ"と同じ鉄板(グリドル)の上で温めて出していますが、その際、冷え固まったチリをトントンとヘラの先で上から叩いて、細かく砕きつつ加熱しているという。レンチンじゃありません。この温め直しの際に「鉄板に乗った油の風味も加味されてるんじゃないか」と店主土橋さん。

　サルサも以前の説明と変わりなく、トマト、玉ねぎ、ハラペーニョによるサルサメヒカーナ。使う調味料は塩のみ。上記の野菜に多めの塩を加えて1日以上"熟成"。すると野菜から水が出てちょうどいい味加減になり、「2日目以降おいしくなる」という、三浦"ヒロ"料理長の言葉も変わりなし。

　感想……たっぷり乗るチリ。その下で油を吸って「しなっ」と湿るポテト。口に含むと……肉と油の芳ばしさ。これはゼツミョーに芳ばしい！なるほど、確かに「鉄板の味」かも。いいスナック感！のどの奥に「ヒリッ！」と来るチリに対し、「スルッ」と入るサルサは、トマトの淡い酸味が心地好く。

§　§

　肉みっしり＆ぎっしりのチリフライ。本当は「ビールで」流し込みたいところですが、腸のコンディションがいまだにチョイ不安で、おかわり自由のホットコーヒー￥500(税込)でこの夜は合わせましたトサ……というのが、今年ラストのセントラルさんでした。また来年！

― shop data ―
所在地: 神奈川県横浜市中区石川町2-85-5
　　　 JR石川町駅歩2分　地図
TEL: 045-278-7914
URL: https://www.instagram.com/central_burger_shop/
オープン: 2022年5月14日
営業時間: 11:00～22:00(フードLO21:00、ドリンクLO21:30)
定休日: 水曜日(要確認)

2025.12.21 Y.M

# 『ON THE ROAD MAGAZINE』Vol.77 配布開始

　"今年の終わり"が迫る中、ついに出ました！ "wheel junkie"のためのハイクオリティライフスタイルマガジン、『ON THE ROAD MAGAZINE』の最新刊"Vol.77"が12月18日ごろより全国1,200ヶ所以上の協力店で順次配布されております。発行部数30,000部、無くなり次第配布終了！

→ [ON THE ROAD MAGAZINE web]

　巻頭特集は"THE SPECIALIST"。一方、私の連載は「2025年最も印象に残ったバーガー2選」という、年の瀬のこのタイミングならでは打てる御題でまとめてみました。果たしてドコの店とドコの店を選んだのか……それは読んでのお楽しみ！

　それで今回「見どころ」動画がアップされています。久しぶりですね。おなじみセンダアキオさんの進行で、発行人にして編集長・GAOニシカワさん自ら最新刊"Vol.77"の見どころを語っておられます。記事の最後に貼っておきますので、ぜひぜひご覧下さい！

　BIG SMILE [茨城・取手]
　B.B.Q KIMURA [埼玉・航空公園
　 R-S [千葉・北小金]
　SUNNY DINER [北千住]
　HEDGE8 [根津]
　I-Kousya [水道橋]
　MARTINIBURGER [神楽坂]
　CaSTLe ROCK [新宿三丁目]
　Brooklyn Parlor [新宿三丁目]
　ARMS [代々木公園]
　MUNCH'S BURGER SHACK [三田]
　Sherry's Burger Cafe [武蔵小山]
　FUNGO [三宿]
　AS CLASSICS DINER [駒沢大学]
　PALMETTO [深沢]
　Bigmamacafe [横浜・北山田]
　BUBBLE OVER [横浜・市が尾]
　THUMBS UP [横浜]
　Antenna America [横浜・関内]
　PENNY'S DINER [横浜・日本大通り]
　MOON cafe [横浜・本牧]
　TSUNAMI [神奈川・横須賀]
　MOOSE HILLS BURGER [山梨・河口湖]
　California Diner JACKAL [静岡・東静岡]
　Tequila's Diner [静岡]
　GRANNY'S CAFE [静岡・三ヶ日]
　SMASH HEAD [名古屋・大須観音]
　K'S PIT [愛知・半田]
　E.Y.'s American Grill [福井]
　Beach Hill Food Works [福井・三国]
　AUNTY-MEE burger [滋賀・大津]
　NICK&RENEE [大阪・桃山台]
　UK WILDCATS [大阪・高井田]

2025.12.20 Y.M

# この日は赤坂へ

　いやぁ……大阪から戻って来て、アップすべき記事がた～くさんある中、急遽"赤坂"からお呼びが掛かりまして、行って参りました。ラジオの収録です。放送は来年！おかげで記事がまぁ～上がらない、上がらない……(笑)。

→ # この日は終日ロケ撮影 2025秋
 # この日は終日ロケ撮影
 # この日はまた収録
 # この日は湾岸スタジオへ
 # テレビ朝日「ガチ勢分類バラエティガチゴライズ」の収録後に食べたバーガー
 # 昨日のスタジオ収録で食べたバーガー
 # この日はテレビのスタジオ収録
 # この日はテレビ収録と原稿の締め切り
 # この日はWEB配信番組の収録
 # この日はテレビの収録
 # この日はラジオの収録
 # この日はテレビのロケ収録
 # スタジオ収録で食べたバーガー
 # この日はテレビのスタジオ収録
 # この日は収録――1月30日(土)放送、TOKYO FM「ピートのふしぎなガレージ」に出演します
 # この日はスタジオ収録
 # 今日は収録日
 # 今日は都内某所で収録
 # 6月7日(火)、テレビ朝日「やじうまテレビ！」出演――本日が収録日

2025.12.19 Y.M

# Mikkeller Burger [二子玉川] のBacon Burger

　別れあれば出会いあり――東京・神田に「ミッケラーカンダ」がオープンしたのが2020年の6月15日。閉店したのが今年の3月7日。4年9ヶ月の営業を終えて「さてこの先は……」と思っていたところへ現れたのがMikkeller Burger(ミッケラーバーガー)です。本年4月29日オープン！

　場所は東京都世田谷区、玉川高島屋S.C.の西館1F。西館は階上も地下も駐車場の建物で、1階には貸しホールとサロン、さらにブルガリやフェンディなどの"ハイブランド"がかつては軒を連ねていた場所ですが、その1階のテナント約4店分をズドーン！とぶち抜いて新たに造られたのが「フードコートP.」という、文字通りの飲食スペースです。

　オープン当時のリリースこちら。ミッケラージャパンの代表・ハミルトンさんに話を聴いたところ、まず「いいタイミングで移動出来た」と。カンダのスタッフもけっこう残ってくれて、スムーズに移転出来たそうです。池尻大橋のイノベーティブレストラン「Massif(マッシーフ)」にまず高島屋から話があって、フードコートを一緒にやるテナントをマッシーフが探す中、ミッケラーに声が掛かった……というのがザックリとした経緯です。

　「P」を構成する4つの店はみんな知り合い、オーナー同士仲良し。「P. Friends」と。最初ハミルトンさんは"いわゆるフードコート"には「出したくない」と思っていましたが、でも、仲間と一緒に出来る「ここなら安心」と参加を決定。デザインコンセプトについてはリリースに詳しく書かれていますが、「私たちのデザインでないとやりたくない」ぐらいの意気込みでかなり「頑張った」そう。

　"二子玉川"という場所についても、ハミルトンさんは最初「違うでしょ！」と思ったそうで、しかし、渋谷からちょっと離れただけで空間がゆったりして、リラックス出来る……そんな"ニコタマ"の風景を見るうちに「気に入った」ということです。

　樽生ビールは10タップ。ミッケラーが半数以上、あとは国内のクラフトビールを中心にオンタップ。なお、ミッケラーはこの秋からニュージーランドでの醸造を開始。ほぼ日本向けと言ってよい"3つ"の銘柄が新たに誕生しています。ミッケラーバーガーでも生＆缶ともに提供中。

　バーガーメニューは「Single Cheese」「Mushroom Burger」「Bacon Burger」「Triple Cheese」「Veggie Burger」の全5品。すべてフライドポテト＆サラダ付き。そしてすべて「チーズ」がデフォルトの、つまり「チーズバーガー」ですね(そう書いてなくても)。カンダ時代は4品。移転を機にトッピングをスタート。新たに加わった「マッシュルーム」「ベーコン」などが人気を集めています。

　「チリチーズバーガー」も登場。カンダ時代の"WEEKLY"のチリとは別レシピで、店長ジムさんの力作です。バーガーと同じ挽肉を使用。単に炒めるのでなく、バーガー同様にスマッシュしてから崩してチリへ。すると、焦げ目がついて香りも出るという。非常に肉粒感のよいチリです。

　この日食べたのはBacon Burger(ベーコンチーズバーガーセット)￥1,900(税込)……5月にも食べました(笑)。

　まず出し方に変化……紙で包むようになりました。パティもバンズも変化あり。バンズは今は「サンワローラン」……最近その名をよく聞きます。パティは以前は「短角牛」のみで作ることが多かったですが、今は牧草飼育のニュージーランド産ビーフのモモ肉とのブレンドに。短角オンリーだと仕入れが困難な時期があるとのこと。カンダ時代はスネとネックを使っていたのが、今はネックはやめて、モモ、スネ＋バラなどで構成。ブロックで仕入れて、毎朝"裏"で挽いてます。サイズもカンダ時代の90gから120gに増。

　ベーコンは厚さ4mm×3枚。「イイ厚み」「スモーク感きれい」とハミルトンさん。カリカリなのはあまり好きじゃなくて、「"fatty"なベーコンが好き」ともハミルトンさん。あとのパーツはカンダと一緒かな？ポテトは無農薬のじゃがいもをオーブンでベイクし、クラッシュして、フライにしたもの。ちょっとエスニックなサラダは、クミンシードとミントの葉っぱが強いアクセント。

　感想……スマッシュしたパティ表面のこのドライな感じ。乾いたパティにきゅうりの青味……これがいつもの構成。そこへベーコンの「ほわん」と豊かな味わい。このベーコン、厚みがあって存在感あり。味の上でも"厚み"を増すベーコンです。バンズは「ぺたり」と中身に寄り添いつつ、縁の「サクサク」が好いアクセント。一方、外側ドライなパティは内側「しっとり」……この食べ口がスマッシュバーガーならではの醍醐味！充実のセット内容。お腹いっぱい！

§　§

　カンダ時代のシンプルな4品からバラエティー豊かになった"ニコタマ"のミッケラーバーガー。次はジム店長イチ押しの「チリチーズバーガー」をぜひ行きたいですね。ハミルトンさんの言う通り、店内の"パーソナルスペース"が都心の店より「広い」です。ゆったり落ち着いて食事が楽しめる、ちょっとリッチなフードコート……その名は「P」！

― shop data ―
所在地: 東京都世田谷区玉川3-17-1　玉川高島屋S・C 西館1F
　　　東急電鉄二子玉川駅歩5分　地図
TEL: 080-1444-9280
アカウント: https://www.instagram.com/mikkellerburger/
オープン: 2025年4月29日
営業時間: 11:00～23:00(LO22:00)
定休日: 1月1日(要確認)

2025.12.14 Y.M

# 426 BACKHOME MEAL＆BAKE [大阪・昭和町]

　と言うことで、大阪・昭和町のBACKHOME MEAL＆BAKE(バックホームミール＆ベイク)も、気づけば"3バーガー"食べましたので、通し番号「# 426」を付けてまとめておきます。

　私が知る限り、国内でもかなり"先進的"な、ハンバーガーの未来を一歩"先行く"店のひとつです。店主岡田さんの発想を理解し、受け止めて、付いて行くのがまた面白い！

→ # BACKHOME MEAL＆BAKE [大阪・昭和町] のチーズバーガー
 # BACKHOME MEAL＆BAKE [大阪・昭和町] の包無波我
 # 第2回羽生バーガーフェス～BACKHOME MEAL＆BAKE [大阪・阿倍野] の羽生チリバーガー

― shop data ―
所在地: 大阪府大阪市阿倍野区昭和町2-3-15
　　　大阪メトロ御堂筋線昭和町駅歩6分　地図
TEL: 070-4535-0577
アカウント: https://www.instagram.com/backhome1127/
オープン: 2020年11月27日
営業時間: 11:00～14:00LO
定休日: 不定休(事前告知、要確認)

2025.12.13 Y.M

# BACKHOME MEAL＆BAKE [大阪・昭和町] のチーズバーガー

　BACKHOME MEAL＆BAKE(バックホームミール＆ベイク)の店主岡田さんに会うのは今年4度目。最初は5月に埼玉で開かれた「羽生バーガーフェス」にて。2度目は6月、3度目は読売テレビ「かんさい情報ネットten. 」出演の折。但しこの時はほとんどハンバーガーに手を付けず(※収録後スタッフが持ち帰って食べてます)。と言うことなので、今回で会うのは4度目、食べるのは3バーガー目と。

　初めて昭和町の駅から歩きました。過去3回はすべてクルマ移動だったもので。御堂筋線の駅から少し離れた街中です。桃ヶ池公園のちょい手前。奥に見える高架は阪神高速14号松原線。

　定番のバーガーメニューは「ホームバーガー」と「チーズバーガー」の実は2品しかありません。例の奇妙な御膳「包無波我(はんばーがー)」のメインを成すバーガーは「ホームバーガー」……。

　ヒール(下バンズ)の上に刻み生姜や大葉、いぶりがっこ、塩もみ白菜などが乗る、実に「普通でない」バーガーなのですが、ゆえに私は「包無波我」専用のバーガーであるものと思っていたら「違う」と。この「普通でない」バーガーこそが基本の「ホームバーガー」であると……その事実を今回初めて知りました。

　片や「チーズバーガー」の方は、その「普通でない」ホームバーガーにチーズを足したもの……「ではありません」(笑)。味の方向性がそもそも違うものだそうで。USビーフのラウンド(モモ肉)＋オージーのモモをチョップした180gパティと自家製バンズまでは一緒。ヒール(下バンズ)に自家製ケチャップで和えた玉ねぎ、ピクルス、セロリ……これも「ホームバーガー」と同じ。

　そこへ3種のチーズ……1．香りのパルメジャーノ、2．テクスチャーのシュレッドチーズ(ゴーダやモッツァレラのミックス)、3．色目のチェダー。さらにジェノベーゼソース、輪切りのトマト。上部の水菜はアイオリ、パルメジャーノ、レモンピールで和えたもの。「ホームバーガー」はココが"ゆず"でした。

　目の前に運ばれて来たバーガー……まずは「ドテッ」と横に広い、このサイズ感。存在感。顔を近寄せると煙るスパイスの香り。かぶりつけば……まるで「ピザ」！

　「プン」とオレガノが利いたとろけるシュレッドチーズと、底の自家製ケチャップが合わさった「ピッツァ・マルゲリータ」のような味わい……これがこのチーズバーガーの「入口」。食べ進むと「ジェノベーゼソース」のゾーンにやがて到達。これはスライスした玉ねぎをベースにバジル、パプリカパウダー、ピンクペッパーなどを和えたもの。そしてラストは水菜に絡めたレモンの皮の風味と苦味……これが「道のり」であると岡田さん。

　「ゾーン」が変わるのが確かにわかる。炭火で真っ黒になるぐらい焼いたパティは内側やわらか。チョップ肉独特の歯で「擂り潰す」おいしさ。平たい自家製バンズが常に「カリカリ」「サクサク」。豊富な野菜も「サクサク」。オニオンの辛味も好し。レモンは"冬場"のレモンを大量に仕入れて塩漬けに。もちろん無農薬。

§　§

　実は岡田さんはチーズが嫌いではないが「得意でもない」。そんな中、「作れるチーズバーガーはどんなやろ？」というのがこのバーガーのテーマと。その結果、日本人にとって馴染みのあるチーズ味＝ピザ風味のバーガーを目指して、まとめ上げたのがコレ――というのが制作の"背景"です。ズシリと重厚！内容充実！まさに手ごたえ！

→ # BACKHOME MEAL＆BAKE [大阪・昭和町] の包無波我
 # 第2回羽生バーガーフェス～BACKHOME MEAL＆BAKE [大阪・阿倍野] の羽生チリバーガー

2025.12.12 Y.M

# 今日まで大阪 2025冬

　大阪滞在、今日で3日目にして最終日でした。本日戻りました。今回ハンバーガーのために動いたのは2日間。2日で3店を回りました。どこへ行ったか・行けたか……また少しづつ記事にしてゆきます。どうぞお楽しみに！

→ # この日も大阪 2025冬
 # この日はまた大阪へ 2025冬
 # この日は2度目の大阪・関西万博
 # この日は終日ロケ撮影 2025秋
 # この日はまた大阪へ 2025秋
 # この日は大阪・関西万博へ
 # 今日も大阪 2025
# この日も大阪 2025
# この日は大阪へ 2025
# この日も大阪
 # この日は大阪へ 2023
# この日は大阪へ
 # また大阪へ――あすから遠征取材
 # また大阪へ――あす27日よる19時～、私のインタビュー生配信！
# この日は「SHAKE SHACK」梅田阪神店の試食＆内覧会！
# SHAKE SHACK を追って大阪へ

2025.12.9 Y.M

# この日も大阪 2025冬

　昨日に続いて今日も大阪です。市内の2店を巡りました。1日3店はちょっと厳しいかな……ま、2店も食べれば十分ですよ。

　で、「中国人観光客が激減」なんてニュースがありますが、心斎橋・道頓堀・戎橋……も～のすごいですよ。とても「減った」とは思えない。パッと見た感じ、欧米系の比率が増したとも思えない。中国人らしき旅行者はヤマといる……そんな感じです。おそらく日本人より外国人の方が道で多くすれ違っているし、多く追い抜いてますね。とにかくまぁ～すごいですよ、ミナミ！

→ # この日はまた大阪へ 2025冬
 # この日は2度目の大阪・関西万博
 # この日は終日ロケ撮影 2025秋
 # この日はまた大阪へ 2025秋
 # この日は大阪・関西万博へ
 # 今日も大阪 2025
# この日も大阪 2025
# この日は大阪へ 2025
# この日も大阪
 # この日は大阪へ 2023
# この日は大阪へ
 # また大阪へ――あすから遠征取材
 # また大阪へ――あす27日よる19時～、私のインタビュー生配信！
# この日は「SHAKE SHACK」梅田阪神店の試食＆内覧会！
# SHAKE SHACK を追って大阪へ

2025.12.8 Y.M

1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 最初次のページへ >>

ブログ画像一覧を見る

このブログをフォローする