今日はなんと!16時出勤という、重役出勤。
昨晩から偏頭痛にうなされて、今朝も治らず、ずっと寝ておりました。
おかげで、だいぶよくなりました。
で、出勤早々、直しの山・・・・
しかも、ペンドルトンはいつもより丁寧にしっかり直してくれ!というヌシからの指示・・・・
病み上がりに針と糸はキツイてーーーと思いながらも、がんばりました。
ウールシャツには、虫食い穴が多く、古着に限らず、自宅で保管していたら虫に食われた!という方も少なくないと思います。
ということで、今日は、お直しについて。
ほんとに小さな穴はつっぱらない程度につまんで直しますが、
今回は古くからの職人の技法を使って直してみました。
こちら、ペンドルトンのウールジャケットの穴だいたい、1cm×1cmくらいです。
これを無理矢理ふさごうとすると、つっぱります。
ということで、生地を足す。という感じで横糸、縦糸を織るような感じで交互に糸を通します。
こちらが、横糸のグリーンを通した状態。とりあえずすでに穴は塞がっています。
これに、縦糸のレッドを。
ちょうど、色味が混ざっているとことで、カラーのバランスがすごく難しかったのですが、
つっぱりはなく、足しているので、周りに負荷もかかることもないです。
糸はどこから?と思っている方もいると思いますが、見えないところの生地から、1本ずつ糸を抜いてそれで穴を埋めています。
なので、他に糸は使っていなくて、すべてこのジャケット内からの移植。という感じになります。
こんな感じで、今日は技術を駆使したお直しの紹介でした。
持ち込みでもウールシャツのお直し可能ですが、それなりの金額になってしまいますので、本当に直したい服だけにした方が良いかと思います。
見積もりだけでしたら無料ですので、直したい商品を持って一度ご来店下さい。あ
直すくらいなら、ハンバーグカフェで新しいの買った方が安いかもしれないです。(よ!商売上手!)
ペンドルトンのウールシャツ、どんどんオンラインストアにUPしておりますのでぜひご覧下さい!
ほなまたー!
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