人事労務の仕事において、正解はなかなかないな、、と本当に思います。
勤務社労士として、登録をしていますが、
知識を実務に生かしていく事の難しさを本当に痛感しています。
知識があることと、実務で運用できることは全く違います。
というか、何よりも、まず、
受験の時にあんなに覚えた知識がかなり抜けている現状。
勉強した時だって、あんなに忘れて、恐怖の忘却の時期があって、上塗り復習をしたわけです。
受験勉強で習得した知識を高水準でキープしたいとは思っていますが、
現実的にはかなり難しいです。
実務で、分からない時に、調べて、あ!そうだった!
その繰り返しですね。
数多くの案件を経験して、知識レベルでも運用レベルでも強固なものにしていくしかないと思います。
さて、
本試験まで、あと2ヶ月ちょっとです。
昨年の今頃は、この時期はもう、がむしゃらにやっていました。
昨年の6月の勉強時間はこんな感じでしたね。
この頃からターボがかかってきて、土日祝日は8-10時間、平日でも2-3時間はやっていました。
模試・や答練で恐怖の忘却の時期を迎えたのもこの時期からだったと思います。
恐怖の忘却についてはこの辺の記事に書いています。
基礎の基礎が大事って、当たり前のことなんですけど、
受験生にとってみたら、そんなの言われなくてもわかってるよ。。そんな事、今更言わなくていいよって思っちゃいます。
実際、私もそうでした。
難問奇問は、致命傷にはなりませんが、
誰もが正解する問題・基本的事項は、落としたら、確実に致命傷になります。
社労士試験は、重箱の隅をつつく問題も出てきます。
そして、受験生(私もそうでした)は、そのような問題に目が言ってしまいがちです。
でも、今振り返ると、そうではないです。
細部を追っかけると、基本が本当に抜けるようになってるんですね。。
基本が完璧になっていないのに、抜けているかもしれないのに、細部の知識ばかり追いかけるのは得策ではないです。
不安にはなるかもしれないですが、
基本書(書いてあること全て)や暗記カードレベルをまず完璧にすること。
TACの基本テキストは、細かい知識も網羅されていますが、過去10年以上遡ってに出題実績のある内容が網羅されています。
TACが定義している基本知識というのは、過去に出題実績のある内容を言っています。
なので、基本テキストを完璧にすることで、知識レベルでは過去問を完璧にすることとニアリーイコールなわけです。
やることいっぱいでどうしよう・・
迷ったら、基本テキストを耕す!
(基本知識の確認は暗記カード)
これでOKだと思います。
あとは知識を引っ張りだす力を鍛えるのには、模試と答練ですが、
復習の際はやはりテキスト(法改正含む)に立ち返る。
本試験まで、その繰り返しですね。