松薬局の独身息子達
韓国ドラマ「ソル薬局の息子達」これを観たいのでWOWOWに入会したといっても過言ではないが、全54話中、50話が終了した。50%に近い視聴率というから、放送時間帯は、経済が停滞!したのではないか。
登場人物の多さとその中に自分と近い人物像を見つけられる親近感がある。
脚本が途中で手直しされたのか、最後まで流れは変えなかったのか大変興味のある展開だが、
最初の伏線が後半かなり効いてくるところから 良く練られた構成に仕上がっている。最初は低迷した視聴率が次第に高くなったということだがスタジオから野外ロケが増えて「予算が付いたな??」という業界的な見方もできる。
作品に流れるテーマは「家族」、結婚できない3人(プラス浪人生)の4人を取り巻く家族像。複雑な家庭環境を持つ周囲の家族と、核となる「ソン一家」との関わり方が毎回描かれていく。
長男が薬剤師で、アメリカ帰りの家族との出会い 再会。両親の結婚への期待。
次男が主席で医大を卒業した小児科医で、謎の看護婦の生い立ちと家族に翻弄されるが天真爛漫さが後半はドラマの主軸になってくる。
三男がこれまた優秀でKBSにトップ入社した記者と、上司の家族そして最初の結婚騒動。
残る 浪人中の四男は、予備校通いでありながら友人の子育てに翻弄されながら誠実さを通す。
彼らを暖かく支える 両親と 祖父。
エリートの職業につく子供達を育てた家族にしては 生活が質素過ぎる点がこのドラマの特色。
常識的には不自然すぎる質素さ。逆にこの質素さを失いつつある韓国現代社会への批判もこめられている。