‐‐‐‐‐‐‐‐‐

 

こんにちは、はまちゃんです。

 

今日もブラック企業の問題について書いてきたいのですが、今日は特に大学生、高校生に見てもらいたい内容です。

 

2014年度の就活生と企業の採用担当者に、「1か月の残業時間が何時間を超えたらブラック企業だと思うか」というアンケート(株式会社ディスコ調べ)を実施したところ、35%近くの企業が「100~120時間/月」と答えました。

 

 

月に100~120時間ということは、1日当たり平均して5~6時間残業することになります。

もし9時始業の会社でお昼休みをもらえているとすると18時からプラスで5,6時間残業することになり、23時~24時にしか帰れない計算となります。


厚生労働省が定める「過労死ライン」が月80時間の残業と定めていることからも、ブラック企業の実態はかなり深刻なものと言えるでしょう。
 
ブラック企業になりやすい業界とその平均残業時間

残業が多くなってしまいがちな業界ってある程度決まっていますよね。

納品期限がキツキツだったり、ノルマの達成が厳しすぎたり。

 

ブラック企業が横行してしまう業界について、ランキング別でみていきましょう。

あなたの会社が属する業界、学生の方は志望する業界は大丈夫でしょうか?
 
ブラック企業業界ランキング(Vorkers調査レポートより)

 
No1. コンサルティング 平均残業時間83.5時間
輝かしい第一位はコンサルティング業界でした。就活生からの人気が高く「かっこいい、エリート」というイメージが強いですよね。しかし、入社してからはかなりきつい労働をすることになってしまう可能性が高い業界でもあるのです。
 
No2. 広告 平均残業時間78.6時間
入社初日から終電過ぎまで残業されられた、というつわものもいるくらいの業界で、3年以内の離職率は80%を超えるそうです。また、意外に給料も低かったりするようです。
 
No3. 建築、土木 平均残業時間70.8時間
「ブラック企業の温床」とまで言われているこの業界。深夜労働、休日なしが当たり前のようですが、そうなってしまう原因は、この業界の利益率の低さが原因のようですね。
 
No4. マスコミ、出版 平均残業時間66.1時間
テレビ局は労働基準法の裁量労働制(※)を採用しているから時間外手当はない、といって残業代を払おうとしなかった会社もあったようです。この主張自体がブラック臭を漂わせていますよね。
 
※デザイナーやシステム開発者のように、自己の裁量で仕事をしたほうが効率的なので、労働時間のコントロールを個人に任せるといった制度
 
No5. 不動産 平均残業時間64.8時間
不動産業界では、年中求人を出しているところも多いので、「入社してもすぐに辞めてしまう≒残業が多くブラック企業」なのかもしれませんね。
 


いかがでしたか?あなたの会社はランキングに入っていたでしょうか?このランキングの他にも、飲食業界や教育業界、IT業界も残業時間が多い業界のようです。

 

もちろん会社によります。

ですが

歩合制や締め切りが多い業界は基本的に残業が多いと思っているほうがいいです。

 

もちろん給料も高いので、何を大切にするのかだけでも考えてから、就職することを学生の方にはお勧めさせていただきます。

 

 

‐‐‐‐‐‐‐‐‐

 

 

御精読ありがとうございました。

コメント等、お気軽にしてくださいね。