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こんにちは、はまちゃんです。

 

今日も日本の自殺者問題について考えていきたいと思います。

 

日本は、2006年に世界で初めて自殺予防に関する法律(自殺対策基本法)を施行しました。

 

自殺件数は年間34,000人に上り――そのうちの60%が失業者――その現象は大きな社会問題となっています。

 

 

その対策は、メンタルヘルスケアへのアクセスを拡充することと、自殺傾向を示す債務者に対して金融的支援を実施する地方自治体を増やすことに重点が置かれました。

 

たとえば、自殺防止策の一環として多重債務者救済のための独自の貸付制度「のぞみローン」を2008年に導入した宮城県栗原市では、全国平均の2倍以上(人口10万人に対する自殺死亡率は48.6人で、全国平均が24.2人)だった自殺死亡率が09年には31.6人となった。


市が「まずは相談」と呼びかけ、必要であれば生活や貸付、法律相談につなぐワンストップの窓口をつくる他、ボランティアが、自殺の名所などをパトロールして自殺を未然に防いだり、生活困窮者に食料や宿泊先を提供したり、職探しを手伝ったりしているようです。

 

2012年に自殺件数が1997年以来はじめて3万人を切って27,858人に減少した理由も、これら対策にあるのだろう。

 

他にも自殺対策 100 日プラン

というのがあり、私はこういうのがもっと、より多く実行されるべきではないかと思います。

 

それはどういうものかと言いますと

「自殺対策強化月間」が行われるにあたり、平成 21 年 11 月 27 日、自殺対策緊急戦略チ ームによって「自殺対策 100 日プラン」が提唱された。

 

「自殺対策 100 日プラン」は、厳 密に何月何日から何月何日までの 100 日間ということではないが、11 月 27 日からが、例年 自殺者数が最も多く、自殺対策緊急戦略チームが最も懸念している年度末まで 100 日程度 であることから、「この 100 日間で、できることは全て実行に移そう」と心を一つにするた めのキーワードとして付したものである。

 

具体的な対策として、

(1)自殺が増加する 3 月を「自殺対策強化月間」に

(2)3 月ま での 100 日間で実施すべき 4 つの緊急的施策

(3)中期的な視点に立った施策の 3 つが挙 げられる。

 

(2)3 月までの 100 日間で実施すべき 4 つの緊急的施策は、 ・自殺実態(地域別、時期別、危機経路別)に基づく対策の立案 ・失業者や経営者等のハイリスク群を対象とした総合的支援 ・自殺多発地(ハイリスク地) を拠点にした総合的支援 ・支援策を最大限活用するためのツール開発

 

(3)中期的な視点に立った施策は、 ・社会全体で自殺対策に取組む ・相談・早期対応体制を充実・強化する ・状況分析や実態解明を進めて効果的な対策を講ずる ・制度・慣行にまで踏み込んだ対策に向けて検討する ・ハイリスク地・ハイリスク者について重点的に対策を講ずる ・自殺未遂者のための支援を強化する ・自殺者の遺族のための支援を強化する ・推進体制を強化する ・地域のワンストップ総合相談体制のあり方を検討する を行うものと決定された。

 

 

このよう策が何度も実施されることでようやくみんなが気づくことでき、意識できる。

みんなが意識すれば、変わることができると思います。

 

何度も書いていますが、皆さんの意識が大事かと思います。

 

少しずつ、自分たちの周りから目を向けるようにしましょう。

 

自分の世界を変えるのは自分たちです。

 

 

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御精読ありがとうございました。

コメント等、お気軽にしてくださいね。