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こんにちは、はまちゃんです。
今日も昨日に引き続き、自殺問題について書いていきたいと思います。
今日は日本の自殺状況について触れていきたいと思います。
日本の自殺者数は、1997年の2万4391人から、1998年には3万2863人へと急増し、高止まりした状態が続いています。
平成17年における自殺者数は、3万2552人（警察庁統計）であり、交通事故死者数（平成17年6871人）の約5倍となっています。
これは今でもほとんど変わらない状態です。
1日あたり90人近くが自殺している計算になります。約16分に1人、日本のどこかで誰かが命を絶っていることになります。
毎年、市町村が毎年消えていっている計算になるのです。
さらに、自殺未遂者は、少なくともその10倍はいると言われています。このことを考えると、自殺者・自殺を考えている人は身近にいる
はずで、自殺の問題は他人事ではありません。
日本の自殺率は、世界的に見ても高い水準にあります。
OECD諸国の中では第2位、G８の中では日本の自殺率はロシアに続き第2位となっています。
これは、アメリカの2倍、イタリアやイギリスの3倍という数値です。WHOの発表でも、日本の自殺率は先進国の中でトップクラスだという報告があります。
全国的に見ても、自殺率は1998年に急激に上昇し、以降8年間、高止まりの状況が続いています。
自殺率で見ると全国1位は秋田県ですが、自殺者数で見ると東京とが一番多くなります。
私たちの町大阪も二番目に多くなってます。
これは人口に単純に比例するという話でしょうか？
この話はまた次回にさせていただきます。
自殺は、日本人の死因第6位になっています。
20～45歳の男性、15歳～35歳の女性においては、死因の第1位です。
日本では、中高年の自殺率が高く、自殺者全体の6割を占めています。
20代・30代・40代・50代の自殺の第一原因は、「経済・生活問題」です。「経済・生活問題」は、遺書がある自殺者のうち約3割の原因です。
自殺は「追い詰められた末の死」であり、「避けることの出来る死（」（WHO）です。
自殺率が高かった海外の諸国では、様々な自殺対策が行われてきています。
フィンランドでは、国家プロジェクトとして自殺対策に取り組み、10年間掛けて自殺率を3割減少させました。
このように、国家として自殺問題に取り組み、効果をあげてきている国々は多くあります。
まずは自分の周りから、少しだけでも目をむけるようにしましょう
世界が変わるはずです。
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御精読ありがとうございました。
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