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こんにちは、はまちゃんです。
今日も中高一貫校について書いていきたいと思います。
今日は公立で中高一貫校にするメリットです。
前に書かせていただきました、中高一貫校のメリット、あれとほとんど同じです。
では公立で中高一貫校にする意味はあるのか?
私立との差別化の意味で一貫にしないほうがいいのではないか?
というのがよく言われています。
しかし、公立の中高一貫校は私立の中高一貫校に比べて十分なメリットがあります。
私立の中高一貫校のデメリットの緩和もできることでしょう。
例えば中高一貫校のデメリットに
授業が先生の専門、趣味などに依存する
公立中学校に進学した小学校の友達と疎遠になる
通学に時間が掛かる
などがありましたが、これの多くが公立だと負担が減ることがあります。
公立なので、先生はきちんと指導要領を守らなければいけないし、
公立中高一貫校は通学時間制限されているところが多く、疎遠にはなりにくく、通学にも時間はかかりにくい。
これが、どこまでデメリットの回収になるかはわかりません。
使い方、捉え方の問題になってくるとは思います。
しかし、公立の中高一貫校が高い進学実績を誇っているのも事実です。
他の公立中高一貫校のメリットは次のようだといわれています。
1、高い進学実績
高い進学実績公立中高一貫校の1つ目のメリットは、高い進学実績です。
近年、公立中高一貫校は、進学実績を大きく飛躍させています。特に、首都圏の公立中高一貫校は、6大学への進学率を格段にアップさせるなど実績を伸ばしています。
その 背景にあるのが、公立中高一貫校の進学に対する方針の転換です。私立高校と同様、難関大学進学を重視し、熱心に受験対策を行う学校が増えています。
その結果、多くの学校で国公立や難関私大に多数合格者を出しました。例えば、2011年に初めて中一貫校一期生を輩出した都立の白鴎高校は6大学合格者を70名以上も出しています。
前年の実績では8名の合格者に留まって いましたが、一年でここまで実績を伸ばしました。
大阪では、まだ実績がないですが、今後大きな実績が現れてくるでしょう。
2、学校独自の教育方針
公立中高一貫校の2つ目のメリットは、魅力的な教育方針です。
公立中高一貫校は、独自の教育方針をとり、各校個性のあるカリキュラムを組んでいます。
詰め込み教育ではなく、子どもの個性や能力を伸ばす教育を実施しているところが特徴です。
群馬県立中央中等教育学校では、国際的問題に対処できる国際人を育成することを目標に、オールイングリッシュ授業や世 界の人々との英語コミュニケーション等のさまざまな独自の取り組みを行っています。
生徒たちにも評判のカリキュラムです
3、学費が安い
公立中高一貫校の3つ目のメリットは、非常に学費が安いということです。 中学3年間は無料で、さらに高校三年間も公立高校と同じ学費です。
私立の中高一貫校に通った場合は、初年度だけで約100万円(※1)も掛ってしまいます。 仮に、6年間通った場合では大きな違いになります。
公立中高一貫校は、授業料が安いだけでなく、教育システムや大学進学 実績も高いため、保護者にとっては一石三鳥の理想的な進学先と言えます。
公立中高一貫校学費 私立中高一貫校学費
中学3年間 無料 中学3年間 約200万円
高校3年間 約60万円 高校3年間 約250万円
合計 約60万円 合計 約400~500万円
※1 都内私立中学の初年度学費(平均)
※2 全国平均をもとに計算
公立中高一貫校は、学費が安いだけでなく魅力的なカリキュラムと高い進学実績で人気を集めています。
これ以外にも、公立中高一貫校は時間にゆとりがあり部活動に専念できるなど、さまざまなメリットがあります。
公立の中高一貫校が確実にいいと私は言っているわけではありません。
ですが教育が大事なことは間違いないと思います。
少しずつ、何がいいのかを模索して、いろいろな形の教育ができ、個性に合わせた学校に入れることは、きっといいことだと思います。
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御精読ありがとうございました。
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