最近、電通の過労死事件が起こってからにわかに長時間労働や過労死に関するマスコミの関心が高くなっている。
私が入社した80年代も同様に日本の労働時間が長いことが何度か取り上げられて問題となっていた。当時も電通で若い男性社員が過労死して問題になっていた。相変わらずこの国の劣悪な労働条件は変わらないと思いがっかりしている。
当時も欧米諸国と比較して残業が多く長時間労働が問題になり70年代にはサミットが東京で開催されたとき日本人はウサギ小屋に住む働き中毒と揶揄された。当時はまだ高度経済成長の名残がありモーレツ社員でも仕方がないといった風潮だったが、すでに現在デフレが20年以上続いてまだ長時間労働して過労死しているのはいかがなものかと感じる。
これは国民性からくるものなのか不思議だ.。このため労働生産性では先進国最低レベルにまで落ちてしまった。
ウサギ小屋は多少解消されたのかもしれないが、通勤地獄は相変わらずのようだ。東京一極集中もますます加速している。大地震がきたらどうするのか?
確かに日本は消費者側から眺めると非常に便利で安く効率的だと思う。時間に正確な交通機関、便利なコンビニ、宅配便、清潔な公共機関、綺麗なデパート、親切で愛想の良い店員など。しかし、一旦供給側に立つと全然違う生活だ。休日もなく長時間残業にクレーム処理、面倒な職場の人間関係など同じ国に住むものとしてまったく印象が変わってしまう。
私も一サラリーマンで供給側にもいたので労働者側の苦労はよくわかる。
早期リタイアすることによりやっと消費者側になったが、なるべく店員さんや営業マンには丁寧に応対してしまう。
いったいいつになったら日本の労働者が先進国並みの生活ができるのか?リタイアした今もまだ関心がある。