NHKBSでモスクワの住宅ローン破産者について報道していた。
外貨ドル建てローンのため最近のルーブル急落で負担額が2倍くらいになり払えなくなる住民が急増しているそうだ。ある家では銀行がドリルでドアを無理やりこじ開け勝手に部屋に侵入して工事したり見知らぬ男が寝泊まりしている。裁判所の判決がまだ降りてないと主張していたのにここまでやるのは衝撃だった。
日本でも住宅ローン破たんは昔からあるが、ロシアは昔は社会主義国で住宅などは国家より供給されていたのではないかと想像するとすさまじい変化である。
銀行側の担当者が高級そうな毛皮のコートや宝石の指輪を身に着けて、破綻者は悲痛の顔をしているのを見ているとドラマではないだけに真に迫るものがある。
社会主義が破綻し、資本主義になり経済活動は自由にはなったが金融の知識がないと簡単に騙されてしまう恐ろしさがある。ロシアや中国など旧共産圏とはいえ社会保障が万全でない限りこのような悲劇が生まれているのだろう。
先進資本主義国である日本でさえ毎年多くの詐欺が横行し、たくさん騙される人がいるのだから他人ごとではない。